外壁塗装の基礎知識|ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法
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プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装です!
代表取締役の石井です!
外壁は定期的にメンテナンスをする必要があります。もし、メンテナンスを怠ってしまうと、次第に劣化状況が浮き彫りになってしまい、最終的には全面改装も余儀なくされてしまうため、定期的なメンテナンスは絶対に怠らないようにしましょう。
外壁の素材が耐久性や強度に優れた『ガルバリウム鋼板』であったとしても、このルールからは逃れられません。
今回のお役立ちコラムでは『ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法』についてお話ししていきたいと思います。
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目次
ガルバリウム鋼板とは
まず、ガルバリウム鋼板がどのような材料なのかを理解しましょう。非常に優れた建築材というだけではなく、なぜ優れているかを知ることで、対応できる内容にも理解が深まります。
ガルバリウム鋼板は『金属素材』の外壁材・屋根材として扱われています。アルミニウム・亜鉛・シリコンでメッキした金属板で、サビにくい特性を持っているため、多くの場面で使用されます。ちなみに、金属板に亜鉛メッキだけを施したものは『トタン』です。
屋根材としては『ガルバリウム鋼板』という名前が先行していますが、外壁材では『金属系サイディング』として知られています。
耐用年数が長くサビづらい、耐震性も優れているため、建築材の中でも非常に優秀です。また、プレス加工などで意匠を凝らすというような使い方もできるのが特徴です。
ただし、薄い金属板であるために、あまりにも凹凸が激しい意匠には適していません。数ミリの段差をつけて陰影を楽しむ程度が限界でしょう。
ガルバリウム鋼板の外壁はなぜメンテナンスが必要なのか
ガルバリウム鋼板は金属製の建築材ですので、サビづらいとは言ってもサビます。完全にサビないということはありません。適切にメンテナンスを施すことで、金属板にメッキ処理されたアルミニウムやシリコンの性能を維持できるのです。
つまり、メンテナンスによって耐用年数を全うできるようになるということです。もちろん、状態変化がない場所に安置されている材料そのものであれば、ノーメンテナンスでも問題ないでしょう。
しかし、少しでも湿気があるような場所に安置していれば、金属間で帯電して劣化したり、少しの湿気によってサビが発生したりもするでしょう。このように、メンテナンスによって材料の性能が維持されるわけです。
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ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法
では、ガルバリウム鋼板を実際にどのようにメンテナンスしていけば良いかを考えてみましょう。基本的なメンテナンス方法には2種類存在します。
- 定期的な洗浄
- 定期的な塗装
それぞれの必要性についてお話ししていきたいと思います。
定期的な洗浄
ガルバリウム鋼板には、セルフクリーニング効果がありません。そのため、表面に付着した汚れは洗浄によって洗い流さなければならず、そのままにしておくと以下のような弊害を及ぼしてしまうのです。
- サビの発生
- 遮熱性の悪化
- 美観を損なう
まず、汚れは劣化を進行させる1番の原因です。アルミやシリコンのメッキを劣化させるため、金属素材そのものへのダメージスポットになってしまいます。その結果、サビの発生を許してしまうのです。
また、汚れがついている部分は熱を帯びやすく、遮熱性を悪化させます。汚れそのものが熱を持ってしまうため、仮に遮熱塗料によって遮熱性を上げていたとしても、汚れた部分から熱が入り込みやすくなってしまうのです。
そして、単純に『汚い』というのが最大の問題でしょう。汚れそのものを落とす機能を持っていないため、しっかりと洗い流して美しい状態を保つ必要があるのです。
中には『見た目は関係ない』なんて方もいらっしゃいますが、汚れが建物に対する悪影響を及ぼすことは間違いないため、より効果的に外壁塗装や外壁材の持つ効果を実感するためには、汚れは定期的に洗浄しなければならないでしょう。
定期的な塗装
定期的な塗装は、基本的に『外壁塗装の専門家』に依頼して行いましょう。素人が自分勝手にした塗装では、十分な効果を発揮できないケースが非常に多いです。全体に対し均一な厚みで塗装をしなければならない上に、塗装の下準備等も適当に済ませるわけにはいきません。
塗装によって得られるメリットは『塗料の持つ効果を享受できる』ということです。例えば、超低汚染塗料による塗装を施せば、ガルバリウム鋼板が持っていない『セルフクリーニング効果』を享受できます。
通常、金属サイディングには販売時から塗装が施されていますが、それは高級塗料の持つ高機能性はありません。色だけつけたガルバリウム鋼板には、セルフクリーニングは期待できないのです。しかし、超低汚染塗料によって表面をコーティングした場合、雨が降るたびに汚れは洗い流されるでしょう。
他にも、断熱塗料や遮熱塗料のように、室温への影響が大きい塗料を使用することで、快適性を高めることができるのです。
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定期的なメンテナンスでガルバリウム鋼板のどんな劣化が確認できる?
定期的なメンテナンスを怠ると、結果的にさまざまな劣化現象が発生してしまいます。どんな劣化現象が発生するかを考えてみましょう。
ガルバリウム鋼板に発生する劣化症状①|サビ
ガルバリウム鋼板は、金属の建築材なのでサビが発生します。基本的に、雨に濡れたからすぐにサビるというようなものではありませんが、使用する場所や環境によってはサビやすいことがあります。
例えば、沿岸部の建物にガルバリウム鋼板を使った場合、非常にサビやすいです。これは、潮風の影響によりアルミニウムが劣化してしまうからです。アルミニウムのメッキが劣化してしまい、亜鉛やシリコンのメッキも侵されるので、サビが発生するまでの時間は非常に短くなります。
ガルバリウム鋼板に発生する劣化症状②|チョーキング現象
外壁材の汚れを落とす習慣がないと、塗膜の劣化に気づくことは難しいでしょう。外壁塗装が紫外線等によって劣化すると、白い粉を吹くようになります。見た目に粉が見えるのではなく、指で触れたり服が擦れたりすることで判明することが多いです。真っ白なチョーク状の粉が付着して、外壁塗装の劣化が確認できます。
定期的に汚れを洗い流している場合は、このチョーキング現象が起き始めると、汚れと共に粉が洗い流されるので、足元が真っ白になって気づくというケースもあるので覚えておきましょう。
ガルバリウム鋼板に発生する劣化症状③|色あせ
外壁材は、時間が経つにつれて色あせてしまいます。紫外線や雨による影響を受けるため、色あせてしまうのです。色あせるだけで特に問題がないというのであれば良いのですが、塗料の持つ効果も退色と一緒に失われてしまうので、定期的な塗装を必要とするのです。
長期間色あせを抑えたい場合には、塗料の耐用年数が長いものを選ぶのがおすすめです。最近では15年以上の耐用年数を誇る塗料もあるので、欲しい効果を持った塗料の中で、耐用年数にも期待できるものを使用しましょう。
ガルバリウム鋼板に発生する劣化症状④|キズ
ガルバリウム鋼板は、キズついたまま放置しないようにしましょう。金属板のコーティングが不十分になった場所は、サビの発生が顕著です。もしキズがついている場合は、適切な対処を施した上で再塗装することをおすすめします。
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ガルバリウム鋼板製の外壁劣化症状はプロのチェックが必要
ガルバリウム鋼板に限った話ではありませんが、外壁の劣化を素人が的確に判断するのは非常に難しいです。どの程度の劣化であれば見送っても大丈夫かを判断できないため、気づいた時には手遅れということも少なくありません。
そのため、定期的に外壁の専門家からのチェックを受けるようにしましょう。チェックしたからといって、必ず工事を促されるわけではありません。無料でチェックしてくれる業者もあるので、気軽にご相談してみてください。
ただし、チェックしてくれる業者選びには十分な検討が必要でしょう。
外壁劣化症状のチェック業者の選び方|5つのポイント
外壁のメンテナンスと修理を行うにあたり、適切な業者の選定は非常に重要です。質の高いサービスを提供する業者を選ぶためには以下の5つのポイントをチェックすると良いでしょう。
- 経験と実績: 長年の経験と豊富な実績を持つ業者を選ぶ
- 専門知識: 外壁材料に関する深い専門知識を持つ業者を選ぶ
- 評判と口コミ: 他の顧客からの評判や口コミを参考にする
- 保証とアフターサービス: 充実した保証とアフターサービスを提供する業者を選ぶ
- コストと見積もり: 透明性のあるコスト構造と詳細な見積もりを提供する業者を選ぶ
外壁劣化症状のチェック業者の選び方のポイント①|経験と実績
外壁メンテナンス業者を選ぶ際には、その業者が持つ経験と実績が重要な指標です。長年にわたり業務を行っている業者は、多様な問題に対処した経験が豊富であり、あらゆる状況下での適切な解決策を提供できる可能性が高いです。
実際の施工例を確認し、それに基づいて業者を評価することが大切です。
外壁劣化症状のチェック業者の選び方のポイント②|専門知識
特定の外壁材料、特にガルバリウム鋼板のような専門的な素材を扱う際は、その素材に関する深い知識を持つ業者を選ぶことが必要です。専門的な知識を持つ業者は、正確な診断と効果的なメンテナンス方法を提供できます。業者が提供する資料やセミナー、相談会の参加も有益でしょう。
外壁劣化症状のチェック業者の選び方のポイント③|評判と口コミ
業者を選ぶ際には、過去のお客様からのフィードバックやインターネット上での評価を参考にすることがオススメです。良い評判はその業者が信頼できる証拠であり、悪い評判は避けるべき赤信号です。実際の過去のお客様の体験談をチェックすることで、その業者の対応の質や信頼性を判断できるでしょう。
外壁劣化症状のチェック業者の選び方のポイント④|保証とアフターサービス
良いメンテナンス業者は、施工後の保証と充実したアフターサービスを提供します。保証期間が長く、迅速で対応の良いアフターサービスを持つ業者は、長期にわたって顧客を支持し続けることができるでしょう。
だからこそ保証内容を事前に確認し、その範囲と期間を理解することがとても重要です。
外壁劣化症状のチェック業者の選び方のポイント⑤|コストと見積もり
コストの透明性は業者選びにおいて非常に重要な要素です。明確で詳細な見積もりを提供する業者を選ぶことで、後で発生しうるコストに悩まされることがなくなります。見積もりは、サービスの範囲、材料の種類、必要な労働力を明確に理解するのに役立ちます。
定期メンテナンスは1年ごと?石井建装のメンテナンススケジュールの考え方
ガルバリウム鋼板の外壁を保持し、長期的にその性能を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。石井建装では外壁の状態を常に最適に保つために独自のメンテナンススケジュールを設けています。弊社は1年ごとの軽微な点検を始め、3年、5年、7年、そして10年ごとのより詳細な点検を行い、それぞれのステージで必要なメンテナンスを推奨しています。
定期的なメンテナンススケジュールを設定することで、初期の小さな問題を見逃さずに対処できます。大規模な修理や全面的な再塗装が必要になる前に、適切な手当を行うことができます。
例えば、1年ごとの点検では主に表面の汚れや小さなキズがないかをチェックし、3年や5年の点検では塗装の状態やサビの有無に焦点を当てます。7年と10年の点検では、外壁全体の構造的な健全性も評価し、必要に応じて大掛かりな修理を計画します。
このような定期的なチェックとメンテナンスのスケジュールによって、ガルバリウム鋼板の外壁はその耐久性と美観を長期間保つことができ、最終的には建物全体の寿命を延ばすことにもつながります。
石井建装では、この計画的なメンテナンスを通じて、お客様の貴重な投資を守り、安心して快適にお過ごしいただけるよう努めています。
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ガルバリウム鋼板の外壁メンテナンスは石井建装に丸投げOK!ぜひご相談ください!
ガルバリウム鋼板のメンテナンスは、2つのポイントを押さえれば誰にでも簡単に行えます。
- 日常的に表面の汚れを洗い流す
- 定期的にプロによる再塗装を怠らない
表面を洗い流すことは、オーナー様自ら対処できるメンテナンスになります。汚れが目立つような場合は、流水で流したりブラッシングして対処してみても良いでしょう。ただし、あまりに汚れがひどい場合はプロ仕様の高圧洗浄機を使用したり、手作業による洗浄・修復作業が必要になったりするケースもあります。
定期的な外壁塗装は、プロによる施工が必要です。ガルバリウム鋼板の塗装経験が豊富、かつ外装劣化診断士や一級塗装技能士といった有資格者が揃う石井建装にぜひご相談ください!
あなたのご来店、ご相談をスタッフ一会同、心よりお待ちしております!
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