外壁塗装の基礎知識|コケの発生予防法が知りたい
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外壁の劣化の中には、見た目にも美しくない状態になっているものも含まれます。例えば「外壁にコケが発生している」ような状況です。他には「カビの発生」も外壁の劣化と言えるでしょう。これらに対する適切な対処方法について覚えておくと、メンテナンス時に適切な対処を指定することができます。
見た目だけを綺麗にしたいという依頼をすると、適切な処置をせずに上から塗料を乗せるだけで終わる悪質業者もいるので、コケが発生する理由や、適切な対処方法についての知識を持っておきましょう。
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目次
なぜコケが発生するのか
外壁にコケが発生してしまう原因は、外壁塗装の劣化が原因だと考えられます。また、日当たりも原因の一つとして挙げられるでしょう。
コケは胞子を飛ばして繁殖する植物で、いつの間にか外壁に付着してしまいます。種子が付着して根を張るのではなく、外壁の隙間に奉仕が付着することで繁殖するという特性上、塗装が劣化して汚れの付着が目立つようになると頻繁に繁殖するようになってしまうのです。
また、北側の日当たりが悪い面の外壁は、常にジメジメしやすいためコケが繁殖しやすいと言えるでしょう。風通しが良ければ日当たりが悪くてもコケの繁殖は抑えられますが、袋小路状態だと繁殖力が強くなってしまうので注意してください。
コケが発生しやすい時期
コケは春先から夏にかけて繁殖するものと、晩秋から春にかけて繁殖するものが存在します。つまり、種類が変われば年中無休で繁殖し続ける厄介な植物なのです。
唯一、乾燥した空気が弱点なので、冬場の北風が吹いている状態はコケにとっても厳しい環境といえます。しかし、地面が土だったり、夜露や朝露が降りるような状態であれば、この乾燥する季節も全く関係なくなります。
コケが発生しやすい外壁について
コケが繁殖するということは、表面に付着することができる状態だということになります。つまり、ザラザラとしていたり、凹凸が目立つような外壁だということです。コンクリートブロックや石垣などにコケの付着が目立つことは、古くから知られています。同じように、窯業系サイディングのようにゴツゴツとしていたり、モルタル壁やコンクリート壁のように引っ掛かりが多い外壁はコケにとって繁殖しやすい材質だといえます。
同様に、リシン塗装やスタッコ塗装の外壁もコケにとって付着しやすい外壁と言えるでしょう。
反対に、凹凸が少ない金属系サイディングや、外壁タイルなどは付着しづらい外壁となります。そのため、あまりにもコケの発生がひどいような場合には、金属系サイディングでカバーしてしまうというのも一つの方法です。
コケが発生する問題点
コケが発生すると、単純に「見た目が悪い」という問題があります。特に、ホワイト系の外壁やイエロー系の外壁は、見た目が明るい印象を持っているので、グリーン系が付着すると非常に目立ちます。仮にコケを洗い流した場合でも、付着していた場所が変色してしまうので、塗り替えが必要になってしまうでしょう。
また、コケを洗い流したとしても、湿気が溜まりやすい状態になっているので、外壁を腐食させることにもつながってしまいます。カビと同じで根が深く、見た目には綺麗に洗い流したと思っていても、気づいた頃にまたしつこく発生するので、いつまでも対処しなければならなくなるのです。
コケ自体が健康被害につながるということは言われませんが、外壁を腐食させることで内部にカビが発生してしまい、それが健康被害につながるということは十分に考えられる状況です。
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コケ発生予防法
では、どのようにすればコケが発生しづらくなるのかを考えてみましょう。コケに対して有力な材質を知ることで、簡単に対処できるようになります。
コケ発生予防法①|金属系サイディングを使用
使用する外壁材を見直してみましょう。意匠を重視するあまり、建物全体を窯業系サイディングで組み上げているかもしれませんが、建物の耐震性を考慮すると金属系サイディングの方が優れています。
また、コケが発生しやすい方向だけを金属系サイディングに材質変更することで、コケが生えづらい状況を作り出すことができます。外壁1面を金属系に変えると、見た目が変わってしまうから嫌だという場合もありますが、そんな時は同色で外壁塗装してしまえば対処できるでしょう。
外壁タイルのように、外壁塗装を必要としないような外壁材にしてしまうと難しいですが、窯業系サイディングと金属サイディングの組み合わせであれば、同色に塗り替えることで見た目の不揃い感は解消できます。
コケ発生予防法②|光触媒塗料での塗り替え
光触媒塗料を使用して外壁塗装をすることで、コケの発生を抑えるという方法もあります。光触媒塗料とは、太陽光によってセルフクリーニング作用を発揮するタイプの塗料のことです。日光があたった光触媒塗料は、表面に付着したコケの胞子を浮かせて、雨が降った時に洗い流すという効果を見せてくれるのです。
ただし、今説明した効果は「太陽光」があたって初めて発揮される効果なので、日当たりが悪い場所ではこの効果を期待することはできません。つまり、コケが発生しやすい北側の外壁部分では、あまり期待できないということなのです。
また、湿気の多い面に対しても十分な効果を期待することは難しくなります。光触媒のセルフクリーニング効果以上に汚れが発生しやすい場合、セルフクリーニングできる前に汚れてしまうからです。
太陽光が当たって、汚れる速度が遅い面の外壁であれば、光触媒の効果は期待できますが、コケが発生しやすい面の外壁は、多くの場合あまり効果を期待することはできないかもしれません。
コケ発生予防法③|防藻・防カビ剤入りの塗料で塗り替え
防藻・防カビ剤入りの塗料を使用すると、コケの繁殖を止めることができます。また、そもそもコケが付着しないように非常に滑らかな外壁面になるという特徴を持った塗料です。
コケに特化したものはなく、藻・コケ・カビの全てに対応している「防カビ剤入り塗料」というのが一般的です。人体への影響はほとんどなく、カビやコケを発生させないようにすることに効果を期待する塗料になります。
つまり、殺菌ではなく「抑止」です。そのため、発生しているコケが絶対に生えなくなるわけではないため、事前にしっかりと根深いコケの原因を対処しなければならないことがわかります。
コケ発生予防法④|日々の手入れ
はっきり言ってしまうと、コケが発生する部分を常に清潔にしていれば、多少コケの奉仕が付着したとしても、実際に発生する前に洗い流せるということです。コケの奉仕が付着したからといって、数時間後、翌日に発生するということはありません。日常的に洗っていれば、コケが発生する前に対処できます。
しかし、2階部分以上の外壁を自分で掃除するというのは非常に危険です。決して身を乗り出してブラッシングするようなことはやめましょう。
コケは根が深いので、根絶するというのは難しいです。しかし、高圧洗浄で十分洗い流すことができる程度の付着力なので、勢いよく水を当ててやれば危険な思いをしないでも対処できます。
コケ対策用の専用洗浄フォームを使用すれば、コケの根っこ部分にまで溶剤が浸透してしばらくの間コケに悩まないで済むという商品もあります。手間ではありますが、日常的に洗浄さえできれば見た目の悪さは抑えられるでしょう。
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外壁にコケが付着するのは、主に外壁塗装の劣化が原因です。この問題を放置すると、見た目だけでなく建物の耐久性にも影響を及ぼすことがあります。もしも外壁のコケが気になる方は、ぜひ当社石井建装の無料診断をご利用ください。専門のスタッフが実際の状況を見て、最適な解決策をご提案します。
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ショールームでは、さまざまな外壁塗装のサンプルもご覧いただけます。コケの発生を防ぐための塗料選びや、適切な外壁材のアドバイスも行っています。美しく、長持ちする家のために、今すぐ行動を起こしましょう。お問い合わせをお待ちしております。
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