艶消しなのに超低汚染!?超低汚染リファイン艶消1000MS-IRという選択
外壁の美しさを維持するために、外壁塗装で「超低汚染塗料」を使用するのは非常におすすめです。しかし、多くの超低汚染塗料は「艶」が出てしまうので、どことなく安っぽい印象を受けるという声があるのも確かで、多くの方のニーズは「艶消し」に集まっています。
超低汚染塗料の効果を得るには、どうしても艶の存在を払拭することができなかったのですが、アステックペイントがやってくれました!
艶消しの超低汚染塗料「超低汚染リファイン艶消1000MS-IR」が、これまで実現できなかった「安っぽくない超低汚染塗料」を実現しています。
今回のお役立ちコラムでは「超低汚染リファイン艶消1000MS-IRの魅力」についてご紹介したいと思います。
目次
超低汚染リファイン艶消1000MS-IRの魅力
超低汚染リファイン艶消1000MS-IRは、他にもさまざまなシリーズがある塗料です。超低汚染リファインシリーズとして登場した超低汚染リファイン艶消1000MS-IRは、他のラインナップとどのような違いがあるのかみていきましょう。
艶消しと超低汚染の共存
一般的に、超低汚染性能を発揮するには「滑らかで強固な塗装面」が必要とされています。その特性を持たせるには、どうしても「艶」が出る塗装面が必要なのです。
その常識を覆したのが超低汚染リファイン艶消1000MS-IRであり、多くの方が待ち望んでいた「艶消し」による高級感や落ち着いた雰囲気が、超低汚染リファイン艶消1000MS-IRによって実現されました。
超低汚染リファインシリーズの効果を踏襲
基本的な超低汚染性能に加え、あって嬉しい「遮熱性能」に、ロングライフ性能も持ち合わせているのが超低汚染リファイン艶消1000MS-IRの大きな魅力と言えるでしょう。これらの特性は、同じ超低汚染リファインシリーズも持ち合わせており、高機能塗料と言われている兄弟商品と同等の性能を誇っています。
ほぼ全種類の外壁に塗装できる汎用性
塗料の中には、使用できる外壁材が限定されるものも多く存在します。特に多いのが金属外壁専用というもので、他の多孔構造になっている粗い外壁材には使用できないなんてものがあるということを覚えておきましょう。
そんな中、超低汚染リファイン艶消1000MS-IRはどんな外壁材であっても塗装することができます。一部、塗装を弾いてしまうようなコーティング剤を使用している外壁には直接塗装ができない場合もありますが、その場合も適切な下処理をすることで対応可能になるケースもあるでしょう。
超低汚染リファインシリーズごとの違い
ハイパフォーマンス塗料である「超低汚染リファインシリーズ」の、各塗料の持つ特徴についてご紹介します。超低汚染リファイン艶消1000MS-IR独自の「艶消し」という特徴が魅力的なだけではなく、シリーズを通して優秀だということを覚えておいてください。
1000/500 MF-IR | 1000/500 Si-IR | 艶消1000MS-IR | 弾性 1000MS-IR | |
機能 | 超低汚染性高耐候性遮熱性遮熱保持性 | 超低汚染性高耐候性遮熱性遮熱保持性 | 艶消し超低汚染性高耐候性遮熱性遮熱保持性 | 弾性超低汚染性高耐候性遮熱性遮熱保持性 |
艶 | 艶有・3分艶※※超低汚染リファイン1000MF-IRのみ | 艶有・3分艶※※超低汚染リファイン1000Si-IRのみ | 艶消し | 艶あり |
期待耐用年数 | 20〜24年 | 15〜18年 | 17〜20年 | 17〜20年 |
樹脂 | フッ素樹脂 | シリコン樹脂 | 無機シリコン 樹脂 | 無機シリコン 樹脂 |
色 | 69色 | 69色 | 68色 | 69色 |
(引用:アステックペイント)
超低汚染リファイン艶消1000MS-IRにおすすめな下塗り剤
超低汚染リファイン艶消1000MS-IRを塗装する際、必ず「下塗り」をしなければなりません。これを怠ってしまうと、十分な密着性を確保することができず、耐用年数よりも早い時期に塗装の剥離が発生してしまう可能性が高くなります。
塗装する外壁材によっては、使用する下塗り剤が異なるため、外壁材に合わせて下塗り剤を選びましょう。
・水性1液下塗材 :エポパワーシーラー など
・水性1液微弾性フィラー:エピテックフィラーAEⅡ など
・弱溶剤2液下塗材 :サーモテックシーラー など
・弱溶剤錆止め1液下塗材:サーモテックメタルプライマー など
・弱溶剤錆止め2液下塗材:エポパワーメタルJY のみ
・難付着系下塗材 :プレミアムSSシーラープライマー など
一般的な塗り壁や窯業系サイディングの場合、上で挙げた「水性1液下塗材・微弾性フィラー・弱溶剤2液下塗材」を使用すれば、大きな問題なく塗装が完了します。
しかし、金属材の場合はこれらでは十分ではないため、金属用の下塗り材を用いる必要があります。金属用の下塗り材は「錆止め」の効果を持っているので、塗装後の錆の発生を抑えることができるのです。
さらに、塗装が付着しづらいフッ素コーティングなどを施されている外壁材の場合、より強固な密着性を実現してくれる粘度の高めな下塗り材を使用します。
これらの種類が違うだけで、十分な密着性を確保できなくなるということを覚えておきましょう。
超低汚染リファイン艶消1000MS-IRの注意点
製造元であるアステックペイントでは、以下の内容を注意するように伝えています。
・艶消剤の影響で艶有塗料に比べて色味が白っぽく見える場合がある。特に濃色ではその傾向が顕著に出るため注意が必要。 ・調合比が規定通りでなかったり、撹拌混合が不足していたりすると、十分に機能が発揮されない可能性がある。 ・B液は開栓後に変質しやすいため、冷暗所で密閉して保管し、2週間以内に使い切る。 ・アステックプラスSWの添加は不可。 |
(引用:AP ONLINE トソウペディア 超低汚染リファイン艶消1000MS-IR)
超低汚染リファイン艶消1000MS-IRは「艶消し塗料」ということもあり、他の艶を持った朝廷汚染リファインシリーズに比べ、塗装表面の状態が若干くすんでしまいます。それが白っぽい印象になるということを覚えておいてください。
さらに、2液性塗料は各液の配合量や攪拌具合によって性能に差が生まれてしまいます。メーカー推奨の適切な配合量だったとしても、その日の湿度や気温の影響により、ベストな配合や攪拌状況にならないということもあるのです。
反対に、その日のベストな配合状況だという経験則で塗料の配合をしても、十分な結果にならないということもあります。塗料を現地で配合しなければならない2液性の塗料だからこそ発生してしまう不具合についても理解しておきましょう。
そして、アステックペイントが自信を持っておすすめする「アステックプラスSW」という防カビ・防藻剤の使用ができません。これが大きなデメリットだということも覚えておいてください。
添加剤タイプの溶剤なのですが、配合することで艶消し具合に悪影響を与えてしまう恐れがあります。
製品データ
超低汚染リファイン艶消1000MS-IRは、他の超低汚染リファインシリーズと同じように「2液性」の塗料になっています。特性としては大きく違いはありませんが、塗装直後の印象に艶がないため、塗り立てでも若干くすみを感じるということを覚えておきましょう。
また、フッ素鋼板には直接塗装することはできません。適切な難付着系下塗り剤を使用して、確実に密着できるように対策を施してから塗装しなけらばならないため、通常の外壁材よりもコストがかかってしまうということを理解しておく必要があります。
そして、超低汚染リファイン艶消1000MS-IRの希釈液は「溶剤ではなく清水」です。水性塗料だということをしっかりと理解しておいてください。この特性から、無機シリコン樹脂を使用した塗料であったとしても、独特な臭気を抑えられるのです。
【製品データ】◯荷姿…14kgセット(A液:13kg、B液:1kg)、2.8kgセット(A液:2.6kg、B液:0.2kg)◯塗布量…0.25~0.35kg/㎡◯希釈…ローラーの場合:0~5%(清水)、エアレスの場合:5~10%(清水)◯艶…艶消◯色…アステック標準色69色※※濃色では艶消剤の影響により、艶有塗料に比べて色味が白っぽく見える場合があります。詳しくは調色可否表をご確認ください。 【対応素材】窯業系サイディング・モルタル・ALC・コンクリート・金属サイディング(カラー鋼板※1・ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミニウム)・波型スレート(外壁)※2・各種旧塗膜※1 フッ素鋼板は除く ※2 高圧洗浄有り (引用:AP ONLINE 超低汚染リファイン艶消1000MS-IR) |
石井建装で実現する超低汚染リファイン艶消1000MS-IRの魅力
外壁の美しさと機能性を兼ね備えた塗装をお考えなら、石井建装で取り扱う「超低汚染リファイン艶消1000MS-IR」が最適です。この塗料は、従来の超低汚染塗料が持つ「艶」の問題を解決し、落ち着いた高級感ある「艶消し」仕上げを実現しました。これにより、外壁が安っぽく見えることなく、長期間にわたり美しい状態を保つことができます。
「超低汚染リファイン艶消1000MS-IR」は、超低汚染性能、高耐候性、遮熱性能、遮熱保持性を兼ね備えており、他の超低汚染リファインシリーズと同等の高性能を誇ります。さらに、ほぼ全種類の外壁材に対応できる汎用性があり、どんな建物にも適用可能です。
この塗料を使用することで、外壁の美しさを維持しつつ、長期的なメンテナンスコストの削減も期待できます。特に湿気の多い梅雨時期には、コケやカビの発生を抑えるために、日々の手入れや防藻・防カビ剤の使用と併せて、適切なメンテナンスが欠かせません。
石井建装では、専門知識を持つスタッフが最適な塗料と施工方法を提案し、お客様の建物を長期間美しく保つお手伝いをいたします。現在、外壁塗装をお考えの方やコケ・カビの問題にお困りの方は、ぜひお問い合わせフォーム、メール、お電話、またはショールームへのご来店でご相談ください。
石井建装は、お客様の大切な建物を守り、美しさを保つための最適な塗装プランをご提案いたします。お問い合わせをお待ちしております。
ショールームのご案内
つくば店(プロタイムズつくば学園店)
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