訪問販売を装った犯行先の下見の可能性がある!?外壁塗装の訪問販売にご注意!
取手市、我孫子市、つくば市を中心に地域密着で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理を承っております
プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装です!
代表取締役の石井です!
連日続いている最近の押し込み強盗のニュースですが、根本的な闇バイトの発注者は特定されていません。1件でも全面解決できているなら明るい未来が見えるのですが、まだまだ脅威は野放し状態です。だからこそ一つ懸念点があります。
「訪問販売が悪用されているのではないか。」
外壁塗装業界では、今でも訪問販売を行っている業者が残っています。それに乗じて、犯行先の下見が行われる可能性はゼロではありません。
大手外壁塗装業者が訪問販売をすることはありませんが、地域のひとり親方や零細企業などでは、御用聞きをすることで仕事をとる文化が残っています。
今回のお役立ちコラムでは「訪問販売に注意してください」をテーマに進めていきます。
目次
訪問販売が下見って本当?
全ての訪問販売が犯罪につながっているとは言いません。中には、地域密着で御用聞きをしている施工業者がいるのも事実です。
しかし、一定数は詐欺業者が訪問販売を行いながら工事依頼を取り付け、施工業者に格安で工事させているケースもあります。そのため、外壁塗装に関してはあまり「訪問販売を使わないで欲しい」というのが業界内の風潮になっています。
しっかり営業している業者は訪問販売をしない
弊社を例にしますが、訪問販売で依頼を受けるということは基本的にありません。訪問販売は特定商取引法の中で「クーリングオフ制度」の対象となっているため、工事依頼を取り付けた後でも8日以内であれば「無条件で契約解除OK」という決まりがあるのです。
工事依頼があった場合、すぐに材料を仕入れたり作業員を用意したりという工程に入るため、工事が経ち消えてしまうとそこまでにかかった費用が全て業者の負担になってしまうのです。
弊社は自社作業員が対応するため、人員確保をするということはありませんが、足場の手配や塗料の発注は行います。万が一訪問販売でクーリングオフされてしまった場合、材料費は確実に降りかかってしまうのです。
費用的な負担があるなしに関わらず、弊社が訪問販売をしない理由は、単純に「訪問販売にかける時間がない」からです。多くの方が弊社にご依頼いただいているため、そちらに時間を使っていると、御用聞きに伺う時間も、そこに人員を割くこともできません。
しっかりと外壁塗装業者として作業を行なっている業者であれば、訪問販売はできないということです。
基本的に訪問販売は詐欺業者の可能性濃厚
訪問販売に飛び込んでいる業者の多くは、自社で工事をせずに依頼を取り付けたことで業者からバックマージンをとっているような仲介会社がほとんどです。仮に工事が経ち消えたとしても、紹介料として費用を受け取っているため、その訪問業者は全く痛手がありません。
斡旋された施工業者は、紹介料の払い損、材料発注損が残るだけです。これが訪問販売の実態だと言っても良いでしょう。
中には適切な仲介をする業者もありますし、本当に御用聞きをしている業者もあるでしょう。しかし、多くは弱者から騙し取ろうとする業者ばかりなので、よほど地域密着で多くの方が見知っているような業者でない限り、訪問販売は受けないことをおすすめします。
訪問販売は不審者として警察に相談できる
普段目にすることもないような訪問販売業者は、どれだけ人当たりが良い印象を受けても「疑う」心をしっかりと守ってください。万が一、その業者が押し込み強盗の下見役だったとしたら、最悪の場合あなたのところが被害を受ける可能性があります。
そんな時は、必ず警察に相談しましょう。
「訪問販売がきた」ではなく「不審者出没」で相談
警察に相談する際、間違っても「訪問販売がきた」という説明ではなく「「不審者がいる」という内容で相談してください。警察は訪問販売だけでは捜査や警戒を強めてはくれません。
訪問販売は法的に認められた営業手法なので、これを取り締まることはできないのです。一方「不審者が出た」という情報であれば、住民の安全確保のためにパトロール警戒が強まります。
被害がないと警察は動けない
仮に、本当に強盗の下見だったとしましょう。それがわかっていたとしても、この段階では警察は動けません。基本的に、犯行予告や実害が発生しない限り、警察は何もできないのです。
つまり、押し込み強盗を受けた状況でなければ、操作は開始されないということを覚えておきましょう。
被害を受けていなければ被害届は出せません。周辺パトロールを強めて欲しいという要望も、不審者情報として訴えでなければ聞き流されてしまうでしょう。
感情的にならず「地域に危険が近づいている」というように説得することを忘れないでください。
関東で起こった足込み強盗一覧
実際に発生している事件を時系列で一覧にしました。これだけの被害がすでに発生しているため、茨城県で発生するわけがないという慢心は捨ててください。
事件発生日時 | 場所 | 内容 |
8月29日 夜 | 千葉県八千代市 | 質店を包丁を隠し持った男らが訪問 |
8月31日 昼 | 神奈川県厚木市 | 中古ブランド店に男らが押し入り腕時計などを奪い通行人に怪我を負わせる |
9月3日 夜 | 神奈川県鎌倉市 | 質店に男らが押し入り店員に怪我を負わせて腕時計を奪う |
9月18日 未明 | 埼玉県さいたま市 | 民家に男らが押し入り住民に怪我を負わせ現金などを奪う |
9月28日 未明 | 東京都練馬区 | 民家に男らが押し入り住民に怪我を負わせ腕時計などを奪う |
9月30日 未明 | 東京都国分寺市 | 民家に男らが押し入り住民に怪我を負わせ現金などを奪う |
10月1日 未明 | 埼玉県所沢市 | 民家に男らが押し入り住民に怪我を負わせ現金などを奪う |
(引用:朝日新聞デジタル)
関東地方に集中しての犯行なので、茨城県も被害を受ける可能性は十分にあります。また、他の地方で発生しないという可能性も捨てきれません。
あなた自身や家族だけが被害に遭わなければ良いのではなく、親戚の方にも注意することを促すことをおすすめします。防犯意識を高めるだけではなく、実際にできる対策はできるだけ講じておきましょう。
被害者は多くの場合暴行を受けて怪我をしています。時間も関係なくやってくるので、危険に備えることさえできません。つまり、助けを呼ぶ時間がないということです。
被害に遭わないためには、地域全体が防犯意識を高め、警察の助けを受けながら防犯に努めるしかありません。その一つが「訪問販売を疑う」という方法になります。
知らない業者には十分警戒心を持ってください。
警察が対応できない場合は石井建装に連絡を!
外壁塗装業者というのは、お互いが競合相手ではあっても、同じ地域で生きている仲間です。そこで生きていられるのは、皆様が安全に暮らしているからなので、その平安を見出すような輩は排除しなければなりません。
特に、外壁塗装の訪問営業として皆様に声掛けをするような場合、私ども全員が不審者扱いされてしまう恐れもあるため、業界全体で地域の防犯に目を光らせていきたいと思います。
現在、茨城県内では被害報告が上がっていませんが、いつ発生してもおかしくない問題です。皆様の安全と、地域の平和を守るためにも、不審に思ったことは警察に相談しましょう。
その際、警察が動けないというようであれば、石井建装に一度情報をお寄せください。
地域の外壁塗装業者全体に通達し、不審者を一掃するために尽力したいと思います。
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