【取手市】外壁塗装の費用相場は?見積り書で重要な10の項目も解説
取手市で外壁塗装を検討しているものの、「いったいどれくらいの費用がかかるのだろうか」と不安になっていませんか。外壁の劣化を放置すると、建物内部への雨水侵入やカビの発生など、より大きなリスクや費用を伴う可能性があります。
そこで大切なのが、早めに外壁の状態を点検し、見積りを依頼して工事内容を把握することです。足場代や塗料代、下地補修費用などの項目をしっかり比較すれば、自分の家に合った塗装プランが見えてきます。塗料の耐用年数や機能性をふまえて検討すれば、長期的なメンテナンス費も抑えられるでしょう。
そこで大切なのは、雨漏りの原因を正確に見極め、適切な工事をスピーディーに行うことです。屋根材の部分交換や塗装、外壁やベランダの防水処理、窓枠・サッシのシーリング補修など、症状と予算に応じた最適なプランを選択すれば、費用を必要以上にかけずに済みます。
本コラムでは、取手市における外壁塗装費用の相場や、見積り書でチェックしておきたい項目、塗料選びのポイントなどをわかりやすく解説しています。実際に工事を検討する前にしっかりと情報を収集し、納得のいく費用と仕上がりを目指して、ぜひ早めに行動を起こしましょう。
目次
取手市における外壁塗装の費用相場は?
取手市における外壁塗装の費用相場は大体、100万円から160万円程度だといわれています。屋根塗装も同時に行うのであれば、30万円から50万円くらい上乗せになるでしょう。全国平均と比べると少し高い費用相場になっていますが、これは取手市の住まいが全国の平均的な住まいより大きいことが強く影響していると思われますので、高いわけではありません。
ただし現在は世界情勢や物価高騰、足場に関する法律の改定などの影響により、外壁塗装の費用は高騰傾向にあります。以前外壁塗装を行ったことがある方にとっては、「前より費用が高くなった」と感じるかもしれません。
見積り書で重要な10の項目|項目別の費用相場
見積り書で重要な10の項目の内容と費用相場は以下の通りです。見積り書と照らし合わせて確認してみてください。ちなみに請求書の内容が「外壁塗装一式」など簡略化されている場合は注意が必要です。
見積り書にどんな工程で何をつかってどうするかが書かれていないとなると「何をするかわからない工事」にお金を払うようなものなので、別の業者を選んだ方が良いかもしれません。
外壁塗装の項目①足場設置
取手市の外壁塗装における足場設置の費用相場は1平方メートルあたり600円から1000円です。足場の形によって費用は多少前後しますが、どのような足場を設置すべきかは労働安全衛生法によって厳しく定まっているため、ほとんど選択肢はありません。
仮に「足場代を簡略化して安くする」という業者がいたならば、違法である可能性が高いため注意してください。
外壁塗装の項目②高圧洗浄
取手市の外壁塗装における高圧洗浄の費用相場は1平方メートルあたり100円から300円程度です。高圧洗浄は意外と重要な工程で、汚れや古い塗膜、カビ・コケ・サビなどを徹底的に落としていないと、仕上がりが悪くなったり長持ちしなくなったりします。
高圧洗浄には大きく分けて2種類あり、水道水をつかう通常の洗浄と薬品をつかって汚れを落とすバイオ洗浄があります。バイオ洗浄の方が高価ですが、カビやコケを落とし、再発を防止するために有用なので、場合によってはすすめられるでしょう。
外壁塗装の項目③養生
取手市の外壁塗装における養生の費用相場は1平方メートルあたり300円から500円程度です。養生は塗装を行わない部分や近くにある車、近隣に塗料が付かないように保護するためのもので、必要であるかぎり工程を省くことはできません。近年はエアコンに被せるため特殊な養生を用意している業者もあるようです。
外壁塗装の項目④下地処理(修繕)
取手市の外壁塗装における下地処理の費用相場は、1平方メートルあたり300円から1500円程度だといわれています。価格の差が大きいのは外壁の状態によって小規模な修繕で済む場合もあれば、大がかりな修繕が必要になる場合もあるからです。
たとえばヒビをシーリング材で埋めるのと、外壁材の一部を交換するのとでは費用が異なるため、修繕の方法を選べる場合もありますが、「修繕しない」という選択肢はオススメしません。修繕をせずに外壁塗装を施すと長持ちしにくく、腐食や雨漏りが発生するリスクも高まるからです。
外壁塗装の項目⑤コーキング(シーリング)
取手市の外壁塗装におけるコーキングの費用相場は、1平方メートルあたり500円から1300円程度だといわれています。コーキングとは外壁材の隙間や窓脇の隙間などに充填される弾力のある建材です。コーキングの耐用年数は素材にもよりますが10年前後です。
コーキングに関しては現在のコーキングに追加で充填する増し打ちと、古いコーキングを剥がして新しいコーキングを注入する打ち替えという方法があり、増し打ちよりも打ち替えの方が高くなります。
ただし打ち替えの方が長持ちしやすく不具合も少ないため、大抵の場合は打ち替えをすすめられるでしょう。
外壁塗装の項目⑥下塗り
取手市の外壁塗装における下地処理の費用相場は1平方メートルあたり600円から1000円程度です。外壁材の材質や状態、中塗り・上塗りにつかう塗料によって必要な下塗り剤は変わります。下塗りの役目は、中塗りや上塗りにつかう塗料の密着性をあげるための下地調整としての意味合いが強いですが、下地材に防カビ添加剤などを混ぜて、カビ対策をする方法もあるため、気になる方は業者に相談してみてください。
外壁塗装の項目⑦中塗り
中塗りに関しては塗料の種類によって大きく費用相場が異なるため、後述の「費用相場に大きく影響する塗料代|塗料の選び方」をご確認ください。中塗りでは上塗りと同じものをつかうのが一般的です。2度塗り(中塗りと上塗り)をすることで、塗りムラをなくし、丁寧に仕上げます。稀に中塗りを必要としない塗料もありますが、基本的には必要となるでしょう。
外壁塗装の項目⑧上塗り
上塗りに関しては塗料の種類によって大きく費用相場が異なるため、後述の「費用相場に大きく影響する塗料代|塗料の選び方」をご確認ください。上塗りは外壁塗装における仕上げの段階です。上塗りを行った後は各所点検を行い、問題無ければ足場を解体して工事は終了となるでしょう。
外壁塗装の項目⑨人件費
取手市の外壁塗装における人件費の費用相場は全体工事費の40%~60%程度だといわれています。大がかりな工事になるほど必要な職人の人数も増えるため、高くなるでしょう。職人1人あたりの単価でいうと、取手市では1日1.5万円から2万円程度が相場です。
外壁塗装の項目⑩運営費・諸経費
取手市の外壁塗装における運営費・諸経費の費用相場は全体工事費の5%~15%程度だといわれています。運営費・諸経費には廃材処理費用の他に運搬費や保証、管理費などが含まれており、大手ハウスメーカーや工務店などに依頼すると高くなりがちです。
費用相場に大きく影響する塗料代|塗料の選び方
塗料の種類 | 耐用年数 | 1平方メートルあたりの塗料代(⑦+⑧) |
アクリル塗料 | 3〜8年 | 1,000〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,700〜2,500円 |
シリコン塗料 | 7〜15年 | 2,300〜3,500円 |
ラジカル塗料 | 8〜16年 | 2,200〜4,000円 |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円 |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円 |
※塗料代は変動しやすいため、参考程度にお考えください。
「⑦中塗り」と「⑧上塗り」の相場費用は、選んだ塗料の種類によって大きく変わります。高品質で長持ちする塗料ほど高くなる傾向にありますが、高い塗料をつかっても足場代や人件費などその他の費用に違いは無いため、長い目で見れば長持ちする塗料の方がお得です。
アクリル塗料はあまり長持ちしないため、あまり選ばれず、ウレタン塗料は1世代前にスタンダードだった塗料の種類です。現在はシリコン塗料が一般的なので、シリコン塗料を基準に選ぶと良いでしょう。
同じ塗料の種類でも費用に差があるのは、コストパフォーマンスを重視した塗料もあれば、高機能で長持ちしやすい塗料があるからです。塗料の機能や耐用年数を考える上で特に重要なのは、主成分となる材料の含有率なので、選ぶ時は確認してみてください。
たとえば同じシリコン塗料でも含有率が20%のものと50%のものでは、50%の方が高機能で長持ちします。できれば40%~60%程度あるものを選んだ方が長持ちするためオススメです。
安く抑えたい場合は仲介手数料に注意!
ハウスメーカーや工務店に依頼したり、紹介サイトなどをつかったりして外壁塗装を行うと仲介手数料が発生する可能性も高くなります。ハウスメーカーや工務店の場合は、実際に工事を行うのは下請け会社となるでしょう。取手市における仲介手数料の相場は全体工事費の2割程度です。
たとえば外壁塗装の全体工事費が150万円であるなら、30万円(150万円の2割)が上乗せされて180万円になるかもしれません。一方で地元に密着した自社施工の業者に直接依頼すれば、仲介手数料はかかりませんので、ハウスメーカーや工務店などに依頼するより費用を抑えられます。
外壁塗装の費用相場を知るなら、今こそ「石井建装」にご相談を
取手市の外壁塗装は、住まいの大きさや使用する塗料、足場の設置方法などの要素によって工事費用が大きく変わります。見積り書にある足場設置費や高圧洗浄費、コーキング工事費、人件費などの項目をしっかりと確認し、自分の家には何が必要な工事かを見極めることが大切です。
塗料に関しては、アクリルやウレタン、シリコンなどさまざまな種類があり、耐用年数や機能性、含有率によって価格だけでなく仕上がりやメンテナンス性にも差が生じます。高価な塗料ほど長持ちしやすい一方、費用負担が大きくなる場合もあるため、複数の提案を比較してじっくり検討するのが賢明です。
また、ハウスメーカーや工務店に依頼すると仲介手数料が上乗せされる可能性もあるので、少しでも安く抑えたい方は、地元で自社施工を行う業者に直接相談してみることをおすすめします。
石井建装では、取手市の地域事情と住まいの状況をしっかり踏まえたうえで、必要な工程や適切な塗料をご案内いたします。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店など、ご都合に合わせてお気軽にご連絡ください。
大切な家を長持ちさせ、安心できる暮らしを叶えるためにも、まずは外壁塗装の費用相場を正しく把握し、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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