リフォーム失敗事例と改善策|つくば市の塗装屋さん【石井建装】
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取手市、我孫子市、つくば市を中心に地域密着で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理を承っております
プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装です!
代表取締役の石井です!
リフォームを検討される方は多いですが、その中で「完全に満足できた」という方は非常に少ないです。残念なことですが、理想とした完成イメージにピッタリと合う仕上がりにはならないケースが多いのです。
では、リフォームをしない方が良いのでしょうか?
そのまま我慢して、不具合や不便を感じながら過ごすべきなのでしょうか?
そんなことはありません。しっかりとリフォームを行い、できる限り理想とする完成イメージに近づけられる業者に依頼すれば良いのです。
100点満点が取れる業者は少ないかもしれません。しかし、失敗する理由さえわかっていれば、大きなトラブルが発生するリスクを減らすことができるのです。
今回のお役立ちコラムでは「リフォーム失敗事例と改善策」についてをご紹介したいと思います。
少しでも理想に近づけるための方法を理解し、今後のリフォームを成功に導きましょう。
よくあるリフォームの失敗事例と改善策
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リフォームには「失敗しやすい工事」と「なぜ失敗するか」という理由があります。これらは、過去の失敗事例を確認することで回避することができるはずです。
ただし、そのためには「正しく理解」し「正しい改善策」を知ることが最も重要なので、勘違いした状態で曲解してしまうのは非常に危険です。
建築のプロから見た「失敗事例から導き出す改善策」をご紹介するので、今後のご依頼時の参考にしてみてください。
イメージと仕上がりの違い
リフォームで最も多い失敗が「イメージとの違い」です。業者としては正確に施工したつもりでも、ご依頼者様のイメージしていた仕上がりにならなければご満足いただけないということは非常に多く発生することなのです。
なぜこのような事態になってしまうのかというと、実は「ご依頼者様のイメージの共有ができていない」からというケースが多いことがわかります。
例えば、依頼内容を考えてみましょう。
・そろそろ今のイメージから大きくイメチェンしたい
・「白」い外壁にしたい
・水周りを変えたい
やろうとしている内容こそ察することはできます。しかし、本質的な部分は全く見えてこないため、どこまで行っても「察する」ことしかできないのです。そして、こちらからのご提案に対し「いいね」「悪くないと思う」というような回答しか得られなかった場合、完全なご満足に導くなんてことはできないでしょう。
このようなイメージと仕上がりの違いを改善する方法は「理想とする仕上がりをしっかりと共有する」ことで解決することができます。
・リビングが暗いから明るさを増やして室内を華やかにしたい
・クールホワイトだと明るすぎて白飛びしてしまうからブロークンホワイトかニュートラルホワイトを希望している
・脱衣所の洗面を一新したい
どんな工事内容なのか、理想としているのはどのような仕上がりなのかという点を、業者にしっかりと共有することで問題が発生しづらくなります。ここには非常に多くの時間が必要です。リフォームのスタート地点ですので、しっかりと時間をかけて練り上げるようにしましょう。
希望のビルトイン家具の高さが合わなかった
リフォームする際、旧タイプの家具から最新式に変更したいという方は多いです。しかし、ここにも大きな落とし穴が隠されているということを覚えておきましょう。
ビルトインコンロやビルトイン食洗機など、新たに導入しようとしているビルトイン家具は「新規格の設備に設置できる」ように設計されています。しかし、導入する建物は旧規格であり、寸法が合わないのです。
ビルトインコンロであれば、段差をつけて設置していたガスコンロと入れ替えるのですが、天板までの高さの規格が違えば正しく設置はできません。無理矢理設置することはできますが、スマートに導入はできないでしょう。
ビルトイン食洗機であれば、引き出す洗浄槽にぴったりの高さではないために、化粧板で隠さなければならないということもあるかもしれません。
こんなことにならないためには「ビルトイン時には周辺も合わせて切り替える」という対応が必要ということを覚えておいてください。ビルトイン家具を導入するだけではなく、キッチン周りを一新するような対策ができれば、間違いなく正しい状態での導入が期待できるはずです。
リフォーム後の作業導線が悪化
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リフォームをするということは、現場に不満や不具合を確認できるからこそリフォームを検討しているはずですよね。何も問題がなければ、リフォームに踏み切ることはないでしょう。
しかし、リフォームは「やってみないとどうなるかがわからない」という性質を持っているため、実際に工事して初めて判断できるようになるトラブルもあるのです。
例えば、アイランドキッチンに憧れて大規模なシステム変更を行なったとしましょう。これまでは、壁面に向かって炊事をしていましたが、室内に向いて炊事をするようになり、憧れていたスタイルでの家事を楽しむことができるようになりました。
その一方で、移動することができない障害物がキッチン中央に位置してしまうことで、リビングやダイニングへの導線が迂回路になってしまったというトラブルは非常に多く発生します。
他にも、リフォームをしたことにより導線が悪くなるというケースは少なくありません。これは、事前の打ち合わせの段階で話を詰めきれなかったことが原因と考えられます。
作業導線は、普段使用する方にしか判断できません。専門業者であったとしても、本当にリフォーム後の生活がしやすくなるかという点は見極めきれないのです。だからこそ、普段の生活空間から理想とする作業導線を事前に業者に共有しておかなければならないわけです。
収納しづらくなった
リフォームをしても、増築しない限り建物のサイズは変わりません。改築して間取りを変更したとしても、最終的なサイズに変更は発生しないのです。そのため、理想とする仕上がりが実現できたからといって、全ての場所で100点が取れるわけではないということを理解しておきましょう。
デッドスペースだった階段したや屋根裏に収納スペースを作ったというような場合であれば、有効スペースが増えるというメリットが生まれます。しかし、すでに有効スペースとして活用していた場所を変化させてしまうと、リフォーム前との違いにより利便性が悪くなる可能性があるのです。
収納スペースは、既存の位置やサイズから変更させたとしても、扱いやすくなるとは限らないということを覚えておきましょう。
コンセントの位置が悪い・足りない
内装のリフォームの際は、コンセントの位置や数の変更もしっかりと検討することをおすすめします。増やせば良いわけでも、設置箇所を分散させれば良いわけでもありません。しっかりと、リフォーム後の家電設置箇所を業者に伝えた上で不足しない状態で新設する必要があるのです。
テレビ台に設置していた画面を、壁に設置するような場合、配線を隠すためにも架け台付近にコンセントが欲しいです。また、モニターだけではなくその他のコンセントが必要な家電も、リフォーム計画時に把握しておくのが良いでしょう。
5.1chサラウンドモニターなどを検討する方は、必要となるコンセントの場所や量も増えるということを理解しておかなければなりません。
見積りと金額が変わる
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正しく計画を練らなければ、工事中に多くの修正が発生してしまいます。そして、原因がご依頼者様側にあるような場合には、追加工事として後請求が発生することも少なくありません。
リフォームでご希望を伝えるのは非常に大事ですが、業者からのアドバイスにも耳を貸せるようにしましょう。
工事予定日がずれる
外装系のリフォームを依頼する時期によっては、工事が予定通りに進まないことも覚えておきましょう。雨季や猛暑日が続くような天候の場合、工事自体が一時的にストップしなければならないこともあるのです。
外装系のリフォームの依頼は「春か秋」を目安にすることをおすすめします。
リフォームで失敗したくなければ過去事例から改善策を見つけよう
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これまでお話ししてきた内容は、過去の失敗事例の中でもとくに発生しやすいものです。より多くの事例を知りたいという場合には、石井建装にご相談ください。リフォーム時に発生しやすい失敗と、その改善策をお知らせしますので、トラブルが発生しづらい方法でリフォームしていきましょう。
失敗事例を知っていると、いくつかの改善策が見えてきます。どんなリフォームをしたいのか、一度弊社までご相談ください。最適なプランでの工事をご提案させていただきます。
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