サビる前に読もう!我孫子市ガルバ屋根を10年延命させる最適塗料と補修タイミング

取手市、我孫子市、つくば市を中心に地域密着で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理を承っております
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代表取締役の石井です!
我孫子市でガルバ(=ガルバリウム)屋根の住宅にお住まいの方の中には
- 「再塗装はいつすればいいのか?」
- 「費用はどのくらいかかるのか?」
- 「そもそも塗装は必要なのか?」
といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回のお役立ちブログでは、疑問に応えるべくガルバ屋根の劣化サインや適切な再塗装のタイミング、塗料の種類や費用、実際の施工事例などをお話しします。今すぐ塗装すべきか、もう少し待つべきかの判断材料としてお役立てください。
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ガルバ屋根は耐久性に優れているけど定期的な塗装は必要!なぜやった方が良い?
ガルバ屋根は耐久性に優れた屋根材として人気があるものの「メンテナンスフリー」ではありません。10~20年を目安に再塗装による保護が必要とされています。我孫子市のような寒暖差の大きい地域では、朝夕の結露や酸性雨の影響を受けやすく金属の腐食が進行しやすい傾向にあります。
他に、冬場の霜や凍結による熱膨張・収縮の繰り返しも、塗膜のひび割れを誘発しやすい環境要因です。自然環境の影響で、見た目以上に屋根はダメージを蓄積しています。塗膜が劣化すると防サビ・防水性能が低下し、最終的には雨漏りの原因になってしまいます。
また、色あせや光沢の消失は見た目も古さを感じさせるため資産価値にも影響するでしょう。見た目と機能の両面から、定期的な塗装メンテナンスはガルバ屋根にとって不可欠だといえます。
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放置厳禁!ガルバ屋根の劣化サインを見逃すな

ガルバ屋根には劣化のサインがあります。見逃すと、一気に屋根の性能が落ちてしまうため、発見したら迅速な対処が大事です。ここでは、3つのことを見てみましょう。
- 白サビの発生は要注意
- チョーキング現象=塗膜劣化のサイン
- 釘の浮きやシーリングの割れも見逃してはいけない
項目ごとに詳しくお話しします。
白サビの発生は要注意
ガルバ屋根に現れる劣化の兆候として、最初に挙げられるのが「白サビ」です。
防サビ機能が弱まっているサインですので、放置するとサビが付着しやすくなります。早い段階で塗装を行うと腐食を防げます。
チョーキング現象=塗膜劣化のサイン
次に注目すべき劣化サインが、塗膜が劣化して表面に白い粉が浮き出る「チョーキング現象」です。
指で触れて粉が付着するようであれば、塗膜はすでに効果を失っている可能性が高いため、早急な再塗装が必要となるでしょう。
釘の浮きやシーリングの割れも見逃してはいけない
屋根材の接合部や棟板金周辺のシーリングに亀裂が入っていたり、釘が浮いていたりする場合も要注意です。
これらのすき間から雨水が入り込むと、内部から腐食が進行して最悪の場合は、葺き替えが必要になるでしょう。
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㎡単価・塗料の違いで費用はどう変わる?
ガルバリウム鋼板を塗装する際には、使用する塗料の種類や性能によって費用が大きく異なります。ここでは、塗料のタイプ別の特徴と、㎡単価の目安を見てみましょう。
代表的な塗料のタイプ
塗料選びでは、耐久性と価格のバランスを考えることが重要です。ガルバ屋根に使われる代表的な塗料タイプと、それぞれの㎡単価の相場は次の通りです。
- シリコン塗料(相場:2,800〜3,500円/㎡)
比較的安価で、耐久年数は10年前後です。コストパフォーマンスを重視する方に適しており、住宅の定期的な塗り替えに向いています。
- フッ素塗料(相場:3,500〜4,500円/㎡)
紫外線に強く、耐用年数は15〜20年。初期費用はやや高めですが、美観を長く保ちたい方にはおすすめです。
- 無機塗料(相場:4,000〜5,000円/㎡)
耐用年数は20年以上と非常に長く、メンテナンス頻度を抑えたい方に最適です。初期コストは最も高額ですが、長期的には経済的な選択肢といえます。
- 遮熱塗料(相場:3,200〜4,200円/㎡)
屋根表面の温度上昇を抑える機能があるため、室内の暑さ対策や冷房効率の向上を目的とした家庭におすすめです。遮熱タイプは他の塗料と併用されるケースもあります。
これらの金額には、高圧洗浄・養生・下地処理などの基本作業が含まれるものの、足場費用や部分補修費用が別途かかる場合もあります。見積もり時に作業の内訳を確認しておくことで、予算を把握することが可能です。
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ガルバ屋根塗装の手順をざっくり見てみよう!

ガルバ屋根の再塗装は、おおむね5〜10日程度で完了するのが一般的です。「天候の影響や屋根の傷み具合・塗装面積・補修の有無」によって工期は前後します。
中でも梅雨時期や真冬は、乾燥時間が長引くためスケジュールに余裕を持っておくことが大切です。施工内容の内訳をあらかじめ把握しておくと、日程の見通しや生活動線の調整がしやすくなり、家族への影響も最小限に抑えられます。
なお、塗装工程は次の流れで進めることが多いでしょう。
- 現地調査・見積もり
- 足場設置・高圧洗浄
- 下地処理・ケレン作業
- 塗装
作業ごとに具体的な内容をお話しします。
1.現地調査・見積もり
スタートは現地調査です。「屋根の劣化状況・サビや塗膜の剥がれ・雨漏りの有無」などを確認して、「塗装面積・勾配・足場設置の必要性・使用塗料」などを参考にしながら見積もりを作成します。
棟板金の浮きや釘の緩み、シーリングの劣化などもチェックし、必要であれば補修を行わなくてはいけません。
2.足場設置・高圧洗浄
安全な作業環境を確保するため、足場と飛散防止ネットを設置します。その後、高圧洗浄機を使って屋根の表面に付着した「汚れ・コケ・藻・サビ・浮いた旧塗膜」を洗い流します。
不十分だと塗料がうまく密着せず施工後の早期の剥がれにつながるため、非常に重要な工程です。
3.下地処理・ケレン作業
洗浄後に乾燥させたのち、ケレン(目荒らし)を行います。サンドペーパーや電動工具などを使ってガルバ表面に細かな傷をつけ、塗料の密着を高めるための処理です。
白サビや微細なサビをしっかり除去することで、塗装後の耐久性が大きく向上します。
4.塗装
金属屋根に特化したプライマーを全面に塗布し、中塗り・上塗り塗料との密着性を確保します。
プライマー工程を省略すると、どれだけ高級な塗料を使っても早期の剥がれや浮きを引き起こす可能性があります。
雨天・強風に弱い塗装作業|時期選びのポイント
塗装作業は天候の影響を非常に受けやすいため、施工時期にも注意が必要です。雨や強風、高湿度の日は塗料の乾燥が不十分になり、仕上がり不良や塗膜の膨れの原因となるため、工程が中断・延期されることも珍しくありません。
よって、ガルバ屋根の再塗装は春(3〜5月)や秋(9〜11月)の乾燥した穏やかな時期がベストシーズンです。梅雨や台風の時期はなるべく避け、工期に余裕のある状態でスケジュールを組むことが大事です。
我孫子市の施工事例|実際の塗装結果から学ぶ

石井建装では、ガルバリウム鋼板を用いた作業実績があります。ここでは、3つの実例を見てみましょう。今回紹介するのは次の3パターンです。
- 【取手市】スレート屋根の剥がれ対策に、ガルバリウム鋼板でカバー工事
- 【利根町布川】屋根カバーと外壁塗装を同時に実施した機能性リフォーム
- 【松戸市】遮熱性能も考慮した高級フッ素仕上げのガルバ屋根
詳しく見てみましょう。
【取手市】スレート屋根の剥がれ対策に、ガルバリウム鋼板でカバー工事
経年劣化によりスレート瓦の層間剥離が進行していた取手市の住宅では、ガルバリウム鋼板で工事を進めた実績があります。マットな「シェイドモスグリーン」の屋根材で、外観の印象を一新しつつ、優れた耐久性と防水性能を確保しました。
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【利根町布川】屋根カバーと外壁塗装を同時に実施した機能性リフォーム
ガルバリウム鋼板の「スーパーガルテクト」(Sシェイドブルー)による屋根カバー工事と、外壁シリコン塗装をセットで実施した実績もあります。破風板の板金巻きや雨樋の交換も行い、見た目の刷新と防災性能の強化を実現しました。施工後のメンテナンス性にも優れた、実用性の高い改修例です。
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【松戸市】遮熱性能も考慮した高級フッ素仕上げのガルバ屋根
遮熱性と耐候性を兼ね備えた「スーパーガルテクトフッ素」を使用して塗装しました。外壁には無機フッ素塗料を採用し、屋根・外壁ともに20年以上の長寿命が期待できるフルスペックリフォームとなっています。遮熱性の高い塗料を使ったことで、夏場も過ごしやすい状態になりました。
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我孫子市でガルバ屋根の寿命を延ばすなら「石井建装」へ今すぐご相談を

ガルバリウム屋根の再塗装は、劣化サインを見逃さず、適切なタイミングで行うことで住まいの寿命と美観を大きく伸ばすことができます。我孫子市のような寒暖差の激しいエリアでは特に、白サビやチョーキング、シーリング割れなどを早期に発見し、最適な塗料と確かな技術で補修することが重要です。
プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装では、お客様一人ひとりの屋根の状態を丁寧に診断し、シリコン・フッ素・無機・遮熱といった多様な塗料から最適なご提案をしています。また、実績豊富な職人が下地処理から仕上げまで責任をもって施工いたします。
「いつ塗装すればいいか分からない」「費用や工事内容を詳しく知りたい」といったご相談も、石井建装が丁寧にお応えします。お問い合わせフォーム・メール・お電話・ショールーム来店、いずれの方法でもお気軽にご相談ください。ガルバ屋根の塗り替え・補修は“地域密着の石井建装”にお任せください。
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