店舗水漏れによる休業補償を物件オーナーが支払わなくてはいけないケースとは?水漏れ発生時の注意点もお話しします!
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代表取締役の石井です!
店舗で水漏れが発生すると、営業できなくなってしまいます。その際、外せないのが「休業補償」の有無です。休業補償とは、店舗が営業できなくなった期間中に生じる利益損失や固定費用(賃料、従業員の給与、光熱費など)を補償する制度のことです。
理由によっては、物件のオーナーが休業補償しなくてはいけません。オーナーが休業補償するパターンは次の通りです。
- 建物の老朽化が原因で起こった
- 建物のメンテナンスを怠ったことが理由で起こった
場合によっては、数十万円~数百万円の支払が発生する確率も0ではありません。店舗の水漏れによる休業補償の支払回避をしたいのであれば、日頃から建物をメンテナンスしておくことが大事です。
今回のお役立ちブログでは、メンテナンスで見てもらった方が良い場所を見つつ、万が一店舗で水漏れが発生した際の対応方法についてお話しします。
目次
店舗の水漏れが発生した際の休業補償は?物件オーナーが負担しなくてはいけないケースとは?
物件オーナーが休業補償する場合もあれば、補償しなくても良い場合もあります。仮に、水漏れの原因が店舗側の不注意だった場合、物件オーナーが補償しなくてはいけない確率は下がります。なぜなら、物件のオーナーに落ち度がないからです。
一方、物件が原因で水漏れが起きた場合は、物件のオーナーに落ち度があるとみなされて、休業補償しなくてはいけない確率が高くなるでしょう。
休業補償の対処を放置するのはNG!
水漏れが原因で店舗の営業が停止した場合、すぐに対応することが不可欠です。長期間の営業停止は、顧客離れや店舗のブランドイメージ低下を招く可能性があり、店側の損失を膨らませてしまうかもしれません。
さらに、店舗の修理や改修が必要な場合、休業補償を受けることで、経済的負担を軽減しながら室内の補修をすることが可能です。店舗を継続してもらうためにも早めの対応を行った方が良いでしょう。
店舗の水漏れを予防する際はメンテナンスが重要!どこを見てもらうと良い?
水漏れを予防するためには、定期的なメンテナンスが非常に重要です。メンテナンス時に点検した方が良い箇所は次の通りです。
- 水回り設備
- 外壁
- 屋根
- 排水設備
場所ごとに詳しく内容を見てみましょう。
水回り設備
水回り設備は、水漏れが発生しやすい箇所です。たとえば、配管の劣化や接合部の緩み、腐食が進んでいると、目に見えない場所で水漏れが起こっているかもしれません。とくに古い建物では、金属製の配管が錆びたり腐食したりすることが多いため、水漏れのリスクは高まります。
また、給湯器やボイラーのチェックも大事です。設備に問題があると漏水の原因になります。給湯器の配管や接続部に漏れがないかを確認することが大事です。専門業者による点検では、配管の外観チェックに加えて、水圧テストや配管内のカメラ検査を行う場合があります。
外壁
外壁は、建物の外部からの影響を直接受ける部分であり、風雨や紫外線による劣化が進みやすい場所です。たとえば、外壁にクラックが発生すると雨水が侵入する道を作る原因になります。結果、クラックから雨水が室内に入り込んでしまい、水漏れを招くかもしれません。
また、外壁の塗膜が剥がれている場合は、防水機能低下の危険性があります。塗膜は建物の外観を保護するだけでなく、防水性を維持するための重要な役割を果たしているため、定期的に再塗装することが大事です。
屋根
屋根の点検も大事です。たとえば、屋根がズレたり割れたりすると、雨水が浸入し屋根内部に浸透する恐れがあります。とくに台風や強風の後には、屋根が損傷しているケースもあるため、早急な点検が大事です。
また、屋根の下に防水シートが敷いてある場合は、そこもチェックした方が良いでしょう。防水シートの劣化は、雨水が建物内部に到達するリスクを高めます。屋根の一部を持ち上げて、防水シートの状態を確認することで劣化状況がわかるでしょう。
排水設備
排水設備もチェックした方が良いでしょう。たとえば、排水管に落ち葉やゴミ、泥などが排水管に詰まっていると水が正常に流れなくなり、水漏れを起こすかもしれません。定期的に排水管の内部を清掃し、詰まりがないか確認した方が良いでしょう。
また、排水トラップの確認も大事です。排水トラップに汚れやゴミが溜まると、水の流れが悪くなって水漏れのリスクが高まるからです。排水トラップが正常に機能していることを確認することで、水漏れのリスクを小さくできます。
万が一店舗の水漏れが発生したらどうすべき?何に気を付けたら良い?
万が一店舗の水漏れが発生した際は、適切な対応をとることが大事です。店舗水漏れ発生時の注意点は次の通りです。
- 水漏れの現状を調査してもらってから作業してもらう
- 火災保険が適用可能か確認する
- 悪徳業者に注意する
水漏れの現状を調査してもらってから作業してもらう
水漏れが発生した際は、専門業者に現場を調査してもらうことが不可欠です。仮に水漏れの原因が明確でない場合、修理を行っても一時的な対策にしかならず、根本的な問題が解決されないからです。
たとえ、表面的にはパイプの亀裂が原因だと思ったとしても、細かく調査すると壁の内部や配管システム全体に深刻な問題が潜んでいるかもしれません。調査を行うことで、問題の根本原因を特定できます。結果、最適な修理計画を立てることが可能です。
なお、調査には目視だけでなく、湿度計や赤外線カメラなどの専門機器を使用することもあります。徹底した調査した後に修理を行えば水漏れの再発を防ぎやすくなるため、安心して建物を貸せるようになるはずです。
火災保険が適用可能か確認する
水漏れが原因で発生した損害に対して、火災保険が適用されるかを確認することも大事です。適用の有無で手出しが変わるからです。多くの火災保険には、水災や漏水に対する補償が含まれています。ただし、水漏れの発生場所や状況、被害の程度によって、補償の可否は異なるため注意が必要です。
また、免責額が設定されている場合、損害額によっては保険金が支払われないこともあります。したがって、保険契約書を読んで必要に応じて保険会社に問い合わせることが大事です。
なお、保険の適用が認められた場合は速やかに保険会社へ連絡し、修理見積書や被害状況の写真など必要な書類を提出しましょう。申請を早めに行えば、その分保険金をもらえるまでの日数も短くなるかもしれません。
悪徳業者に注意する
水漏れなどの緊急事態に直面して、焦る方もいるでしょう。しかし、アクシデントに見舞われても冷静になることが大事です。悪徳業者に引っかかる恐れがあるからです。
とくに「今すぐ修理が必要」と急かす業者や、正式な見積もりを提示せずに作業を始めようとする業者は悪徳業者の可能性があります。作業後に高額な請求をしてくる場合があるため要注意です。
信頼できる業者か見極める際は、工事に必要な資格を持っているか見た方が良いでしょう。たとえば、建築士や配管工の資格を持つ職人が在籍していれば、塗装に関する知識を身に付けている可能性が高いため、信頼できる業者だと言えます。
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