屋根をリフォームする方法は大きく3つあります。
屋根材を塗装で保護する屋根塗装、既存の屋根材の上に軽量屋根材を被せるカバー工法、そして、既存の屋根材を撤去して、新たな屋根材を葺いていく葺き替え。
どの工事方法が良いかは、お客様のご要望はもちろんのこと、ご予算、屋根材の種類や状態などによって変わってきます。
私たちは、お住まいの屋根、外壁リフォームのスペシャリストとして、塗装以外のリフォームにも力を入れています。
屋根カバー工法・葺き替えが
必要なケース
屋根塗装ではなく、屋根カバー、葺き替えをオススメするケースとしては、
- 塗装してはいけない屋根材である(詳細はこちら)
- 屋根の劣化が激しく、塗装では十分な耐久性が出ない
というケースが大半です。
塗装してはいけない屋根材としては、ニチハのパミールという屋根や、セキスイかわらUなど、いくつか存在しています。これらは塗装してもすぐにはがれてしまうなどの症状が出るため、葺き替えやカバー工法をご提案することが大半です。
屋根カバー工法・屋根葺き替えの施工事例
取手市藤代南|S様邸
屋根はガルバリウム鋼板でカバー、外壁は汚れのつきにくい低汚染無機シリコン塗料にて施工させていただきました。
艶消しの塗料でマットな仕上がりに。明暗がはっきりとして、さらにスタイリッシュな装いになりました。
「安心してお任せできました。」とのお言葉、大変嬉しく思います。ありがとうございます。
また定期点検にお伺いしますが、なにか気になる点がございましたらご連絡くださいませ。
取手市桜が丘|M様邸
雨漏りを心配されていた屋根は、軽量で耐久性が高いガルバリウム鋼板でカバー工事を施工しました。
外壁はコーヒーやチョコレートのようなブラウン系で統一して、植栽が映える仕上がりになりました。
アフターフォローも責任を持ってご対応いたします。万が一お気付きの点等ございましたら何なりとお申し付け下さい。
M様、この度は数ある塗装業者の中から石井建装で外装リフォーム工事をご依頼いただき、誠にありがとうございました!
龍ケ崎市長山|M様邸
屋根はカバー工法、外壁は汚れのつきにくい機能のついた低汚染無機フッ素塗料にて施工させていただきました!
グレー系にチェンジされ、濃淡でバランスのとれた重厚感のある仕上がりになりました。
今後も定期点検を通じてアフターフォローも責任を持ってご対応いたします。
これからも何かございましたら、何なりとお申し付けくださいませ!
屋根カバー工法に
オススメの屋根材
アイジー工業 SGL金属屋根
『スーパーガルテクト』
屋根のカバー工法でよく使われる、ガルバリウム屋根をさらに強化したSGL鋼板で作られた屋根材。約30年ほどの耐久性がある丈夫な屋根材です。
その中でもアイジールーフは、25年のメーカー穴あき保証など耐久性に優れ、たまた断熱性にも優れた人気の屋根材です。
また、同シリーズに表面にフッ素をコーティングしたスーパーガルテクトフッ素などもあります。ご希望の屋根材がございましたら、お気軽にご相談ください。
NEW 2022年1月1日
同様の屋根材で、ニチハの横暖ルーフシリーズもあります。性能面、価格面で、スーパーガルテクト、横暖ルーフは大きな差はありませんので、ご希望があればお申しつけください。屋根カバー工法は、費用的には7,500円/㎡~が目安となり、これに役物、付帯工事を合わせてお見積りをご提示致します。
LIXIL 石粒付き軽量
ガルバリウム屋根『Tルーフ』
リクシルのTルーフは、30年のメーカー保証が付いた耐久性に優れた屋根材です。
表面に石粒を吹き付けていることにより、従来のガルバリウム屋根よりも紫外線や、傷のダメージを受けにくく、その分長持ちする屋根材です。
また、見た目も瓦のようなオシャレな見た目にできるため、家の雰囲気もだいぶ変わります。
T・ルーフ クラシックN
T・ルーフ ヴェルウッド
T・ルーフ モダンN
石粒付きのガルバリウム屋根は、従来のガルバリウム屋根よりも耐久性が高く、さらに表面に石粒を吹き付けてあるため、雨音の消音効果も高い屋根材です。また、それ以上に見た目のバリエーションが豊富なため、お住まいの外観を大切にしているお客様が選ばれるケースが多くあります。
屋根葺き替えに
オススメの屋根材
屋根カバー工法は、瓦屋根など、一部の屋根の場合は施工できませんが、屋根葺き替えはどんな屋根でも施工可能です。
現在瓦屋根(陶器瓦、洋瓦など)の場合、カバー工法はできませんので、屋根のリフォームとしては瓦の葺き直し、もしくは葺き替えをご提案させていただいております。
現在スレートコロニアルの屋根で、2005年以前に建てられた住宅だと、アスベストを含む屋根材が多く、アスベストを含むと屋根材の撤去費用がかなり掛かります。この場合は、カバー工法をご提案することになります。
三州瓦 鶴屋 防災瓦
鶴屋は日本の瓦屋根メーカーでもトップ3に入る瓦メーカーです。
瓦屋根というと、重く災害に弱いというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、鶴屋の防災瓦は、最大60%の軽量化を実現し、瓦葺きの施工自体もロック工法で瓦を固定するため、ズレや飛散も発生しにくい設計です。
また、通気性、断熱性ともに優れており、その実績は東日本大震災の被災地の災害公営住宅にも多数施工されています。
デザイン性も豊富で、きっとお客様のお住まいに合う瓦もご提案できると思いますよ!
やはり、瓦屋根の家は高級感のある佇まいで、とても人気があります。
従来の瓦屋根は、その重さから、ネットで調べると耐震性等の問題も目にするかもしれませんが、いまでは軽量化もされ、災害にも強い屋根材となっています。やはり、瓦はほかの屋根材よりも耐久性に優れていますので、オススメです。
ケイミュー カラーベスト
グラッサシリーズ
ケイミューのスレート屋根、グラッサシリーズは豊富な色から選ぶことができます(スレート屋根は、別名、カラーベスト、コロニアルとも言います)。約30年程度の耐久性があり、葺き替えの屋根材の中では価格も控えめですので、外壁塗装と併せてオススメすることもあります。
また、遮熱性能をアップさせた、遮熱グラッサ、デザイン性の高いシャッフルカラーなど、豊富なデザインからお選びいただけます。
屋根の葺き替えには、カバー工法でもオススメした金属屋根材もオススメです。
ただし、金属屋根材に葺き替えると、雨音が大きくなる場合もあるため、防音対策も併せてご提案致します。
屋根カバー工法と
葺き替えの違い
■屋根葺き替え
既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材に張り替える屋根の葺き替え。どんな屋根材でも適用できます。
■屋根カバー工法
既存の屋根材に軽量屋根材をかぶせるカバー工法は、コスパもよく工期も短いため、人気のリフォームです。
スクロールできます
屋根葺き替え | 屋根カバー工法 | 屋根塗装 | |
---|---|---|---|
耐久性 | ◎ 高い(30~40年) | ◎ 高い(30~40年) | 〇 普通 (5~15年、塗料による) |
耐震性 | ◎ 最も高い | 〇 現状維持 | 〇 現状維持 |
費用 | ▲ 最も高い | 〇 高い | ◎ 安い |
工期 | ▲ 長い(10日前後) | ◎ 短い(5日前後) | 〇 普通 (1週間前後) |
備考 | 費用は高いが、一番信頼性は高いリフォーム方法 | アスベスト屋根で塗装できない屋根には最適(瓦屋根を除く) | 瓦屋根は、注意が必要 劣化が進んだ屋根にはNG |
屋根リフォームの注意点
屋根の葺き替えやカバー工法をする際、注意するポイントがいくつかあります。
- 葺き替えで金属屋根にする場合は、雨音などの音が大きくならないよう、断熱材、防音材もしっかり考える
- 屋根カバー工法の場合は、屋根の重量を考慮して、軽量金属屋根での施工を検討する
リフォーム後のお客様の生活のことまで考えて提案してくれる業者じゃないと、あとあと後悔することもありますので、相見積もりをとって、十分比較検討するようにしましょう。
塗装できない屋根も
あります
基本的に塗装が不要の屋根材
陶器瓦の屋根
別名、日本瓦、粘土瓦とも呼ばれます。一方、セメント瓦や、モニエル瓦は塗装が必要です。
アスファルトシングル
アスファルトシングル屋根(美観維持の目的での施工はオススメする場合もあります。)
劣化が激しい屋根
劣化が激しい屋根は、塗装しても十分な耐久性が出ませんので、屋根材の種類と状態を見て判断します。
屋根の2000年問題をご存知ですか?
2000年以前のスレートコロニアルは石綿(アスベスト)を含むため、非常に耐久性に優れており、塗装のメンテナンスで十分対応できます。
しかし、2000~2010年頃に施工された、非アスベストのスレート屋根は、耐久性が劣るものも多く、注意が必要です。
ご自宅の屋根が、どの種類で、どんなリフォームがいいかご心配の方は、当社の屋根・外壁無料診断をご利用ください。
お見積り
外壁塗装・屋根塗装のお見積りは
『完全無料』です!
お住まいの塗装工事、屋根工事は、決して安くないお買い物です。
- どんな工事が必要か、一度、プロに見てほしい
- 相見積りだけど話を聞いてみたい
- 見積りを見てから、じっくり考えたい
どんな些細なことでも結構ですので、気になること分からないことがあればご遠慮なくお問い合わせください。無理に契約を迫ったり、しつこい営業は絶対にしませんので、どうぞご安心ください。