【つくば市】工場の外壁塗装にアクリル塗料を使うメリットとデメリット

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代表取締役の石井です。

つくば市で工場の外壁塗装を検討中の皆様。外壁塗装の塗料には様々な種類がありますが、中でもアクリル塗料はとても安いため、気になっている方も多いのではないでしょうか。

確かにアクリル塗料は安く初期費用をおさえられますが、耐用年数が短いなどいくつかのデメリットもあるため注意が必要です。

そこで今回のお役立ちコラムではアクリル塗料を採用するメリットとデメリット、外壁塗装を施すべき理由やタイミングなどを詳しく解説します。

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アクリル塗料とは

アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とする塗料のことであり、1950年ごろから外壁塗装に使われはじめました。とても安く、発色の良い塗料であるため、当時はつくば市でも多くの外壁塗装に使われていましたが、現在は採用されるケースが少なくなっています。

採用率が減った理由は、現在ではシリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料など様々な高機能で高耐久な塗料がある点、アクリル塗料の耐久年数や耐久度に難がある点などがあげられるでしょう。

アクリル塗料のメリット

アクリル塗料はとても安く低価格で塗装できる点が最大のメリットです。たとえば工場の外壁が何らかの理由で数年おきに塗り替える必要があるなら、アクリル塗料は最適かもしれません。

またアクリル塗料は数ある外壁塗装用の塗料の中でもカラーバリエーションが豊富で発色も良いため、工場を目立たせる必要がある場合にもオススメできます。

扱いが簡単であることから、DIYにも最適な塗料であるため、小規模な工場を自らの手で塗装する場合にも向いていると言えるでしょう。

アクリル塗料のデメリット

アクリル塗料を採用する最大のデメリットは耐久性が低く、耐用年数が短い点です。紫外線によってすぐに劣化してしまうため、色あせや変色が激しいだけでなく、塗料としての機能もすぐに失ってしまいます。

大まかな耐用年数は3年から8年ほどであり、大抵は5年程度で塗り替えが必要になるでしょう。他の塗料とくらべると塗り替えが必要になる頻度がとても多く、長い目でみると費用がかさむため、注意が必要です。

またアクリル塗料は浸透性が高いため、外気の湿気が建物内部に入りやすくなります。厳しい夏に工場内の湿度が上がれば過ごしにくくなる点、工場内部の機械や製品に影響を与える可能性も考慮する必要があるでしょう。

工場の外壁塗装に使われる塗料の種類と選び方

以下はつくば市で使われる代表的な塗料の耐用年数と価格です。塗料の価格は変動しやすいため、参考程度にお考えください。

塗料の名前	耐用年数	1平方メートルあたりの単価
アクリル塗料	3〜8年	1,000〜1,800円
ウレタン塗料	5〜10年	1,700〜2,500円
シリコン塗料	7〜15年	2,300〜3,500円
ラジカル塗料	8〜16年	2,200〜4,000円
フッ素塗料	12〜20年	3,500〜4,800円
光触媒塗料	10〜20年	3,500〜5,500円
セラミック塗料	10〜25年	2,300〜4,500円
無機塗料	10〜25年	3,500〜5,500円

アクリル塗料の耐用年数が3年から8年であるのに対して、一般的に採用率の高いシリコン塗料は2倍から3倍、フッ素塗料やセラミック塗料は3倍から5倍程度も長くなります。

外壁塗装において塗料のグレードが上がれば上がるだけ費用が高くなりますが、人件費や諸経費、足場代などはどの塗料を使ってもあまり変わりません。そのため塗り替え頻度が少ない高耐久な塗料の方が、長い目でみると費用をおさえられます。

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つくば市の工場で採用率の高い塗料①シリコン塗料

シリコン塗料は耐用年数と価格のバランスが良く、工場だけでなく多くの外壁で採用されている塗料です。

採用率が高いために各メーカーには様々な製品があり、同じシリコン塗料でもコスト優先のものもあれば高機能で高耐久なものもあるなど、選択肢が多い点も見逃せません。

たとえばアステックペイント社の「超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR」は、高機能なシリコン塗料として人気があり、耐用年数は16年から19年とかなり長めです。

「超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR」は耐用年数が長いだけでなく、耐候性や耐久性に優れていてとても汚れにくく、遮熱性にも優れています。遮熱性が高い塗料は日光を反射するため、夏でも室温が上がりにくく快適に過ごせるでしょう。

つくば市の工場で採用率の高い塗料②フッ素塗料

フッ素塗料は耐用年数の長い塗料の代表格です。とても汚れや熱に強く工場だけでなく、公共施設でも採用率が高いことで知られています。

フッ素塗料の機能性は、フッ素加工（テフロン加工）されたフライパンや鍋を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。一般的な鍋とくらべて汚れが付きにくく、高耐久であることが想像できるでしょう。

フッ素塗料にも様々な製品があり、アステックペイント社の「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」は高機能である上、耐用年数が約21～26年ととても長く安定しています。

工場に外壁塗装を施すメリットとは

工場に外壁塗装を施すメリットについても理解しておきましょう。主なものを3つ紹介しますので参考にしてみてください。

工場の資産価値を維持する

外壁塗装は工場の外壁を守る機能があり、防水性や防汚性を保つのに重要です。また工場の外壁が金属製である場合は熱がこもりやすく建材を痛めがちですが、外壁塗装によって遮熱性を高めれば、熱によるダメージも軽減できるでしょう。

外壁を守ることは工場の寿命を延ばすことに繋がり、ひいては資産価値に直結します。工場の資産価値を維持するには、建材が劣化した状態になってから交換や全面張り替えをするよりも、外壁塗装で定期的にメンテナンスを行った方が費用をおさえられる上、建材も長持ちするでしょう。

工場のイメージを向上させる

たとえば「外壁が汚れていてサビとヒビだらけの工場」よりも「外壁が美しく定期的にメンテナンスされている工場」の方が、イメージが良く、来客や近隣に与える印象も変わってくるでしょう。企業のイメージ向上は信頼性にも大きく関わってくるため重要です。

雨漏りリスクをなくして労災を防ぐ

雨漏りが発生すれば、濡れた床によるスリップ事故や雨水や湿気の影響による機械トラブルを減らせるでしょう。労働災害のリスクを減らすためにも、外壁塗装は行うべきです。

工場に外壁塗装を行うタイミング

工場に外壁塗装を行うタイミングについても詳しく説明します。

塗料の耐用年数を過ぎている

前述のとおり、塗料の種類によってある程度の耐用年数が決まっているため、大体どの程度で機能を失うかは予想ができます。たとえばアクリル塗料の耐用年数は3年から8年であり、平均して5年も経つと塗り替えが必要になるでしょう。

耐用年数が過ぎた塗料は機能を失っている可能性が高く、雨漏りや紫外線などによって外壁材を痛める可能性があるため、早めに再塗装することをオススメします。

外壁の汚れやサビなどが目立つ

外壁塗装の機能が失われつつあると汚れやカビ・藻・コケなどが発生しやすくなるでしょう。外壁材が金属製の場合は、サビが発生しやすくなり、穴が空いてしまうこともあります。

軽度の汚れやカビ・サビなどであれば、専門の器具を使って綺麗に落とし、再塗装することで補修できるでしょう。重度の汚れやカビ、サビである場合も早急に補修した方が、被害が広がらずに済むため、やはり早めに補修した方が賢明です。

外壁の機能性を向上させたい

遮熱機能や防汚機能、防紫外線機能などは高機能な塗料を選ぶことによって付与できます。たとえば遮熱機能が十分であるなら、夏の室温は2度から3度下がるため、過ごしやすさがまるで違うでしょう。室温が高くなりがちな工場では、遮熱機能に優れた塗料の人気がとても高く、採用率が上がっています。

大事な商談や採用活動の前

工場のイメージは、商談や採用にも大きく影響するでしょう。信頼性や期待値を向上させるために、大事な商談や採用活動の前に外壁塗装を施すのも1つの手です。特に採用活動においては、社内環境の整備に力を入れているとアピールでき、「働きやすい職場」「環境の良い職場」であることを伝えられるでしょう。

工場外壁塗装の全てがわかる！石井建装の最適な塗料選びと施工プラン

今回のお役立ちコラムでは、つくば市で工場の外壁塗装にアクリル塗料を使用するメリットとデメリットについて詳しくご紹介しました。アクリル塗料は低価格でカラーバリエーションが豊富という利点がある一方で、耐久性が低く頻繁に塗り替えが必要となるため、長期的にはコストがかさむ可能性があります。外壁塗装は工場の資産価値を維持し、イメージを向上させ、労災リスクを減らすためにも重要です。

塗料の選び方や塗装のタイミングについても解説しましたが、最適な塗料選びや塗装計画は専門家の意見を参考にすることが大切です。石井建装では、豊富な経験と専門知識を活かし、お客様のニーズに最適な外壁塗装プランをご提案します。工場の外壁塗装をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせは、問い合わせフォームやメール、電話でのご相談、ショールームへの来店を通じて承っております。工場の外壁塗装に関する疑問やご相談があれば、お気軽に石井建装までご連絡ください。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。