【我孫子市】屋根塗装や防水工事の選び方|依頼前に知っておきたい塗料や工事方法
我孫子市で屋根塗装や防水工事を検討中の皆様。屋根塗装でどんな塗料を選ぶべきか、防止工事はどんな工法を選ぶべきか悩んでいませんか?
今回のお役立ちコラムでは、各種塗料・工法の機能や比較・違いを詳しく紹介します。これから選ぶ方や業者に依頼する前の方は参考にしてみてください!
目次
屋根塗装と防水工事の違い
屋根塗装と防水工事は似ているようで違うため、覚えておきましょう!屋上がない屋根の場合、屋根材を保護するために屋根塗装を施し、防水性や防汚性などを維持します。屋根塗装は屋根材やその下にある防水シートなどと合せて住まいを守っているイメージです。
一方で防水工事は屋上やフラットな屋根、ベランダなどに施される工事で、人が上を歩くことを前提としており、丈夫な分厚い防水層を作るために行います。塗装工事ほどのカラーバリエーションはありませんが、工法によって耐久力や手間などが異なるためどんな方法を選ぶかが重要です。
どちらも10年前後でメンテナンスや交換が必要になると言われていますが、それ以上に長持ちするものや様々な機能が付加されているものもあります。
屋根塗装の塗料を選ぶコツ|比較
主な塗料の種類 | 耐候年数 | 1㎡あたりの塗料代 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,700〜2,500円 |
シリコン塗料 | 7〜15年 | 2,300〜3,500円 |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円 |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円 |
※塗料代は変動しやすいため参考程度にお考えください。
塗料は高機能で耐候年数長いものほど高価になる傾向にあり、初期費用も高くなりますが、足場代や人件費などに変わりはないため、長い目で見れば高機能&耐候性の長い塗料の方がお得です。ですので、予算の範囲内で環境にあった塗料の中でも特に耐候年数の長い塗料を選んだ方がお得と言えるでしょう。
塗料の種類による違い|比較
主な塗料の種類(材質)による特徴や違いは以下の通りです。我孫子市で特に採用率が高いのはシリコン塗料・フッ素塗料などですが、何が適しているかは環境や予算によって変わります。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は1世代前の主流だった塗料です。シリコン塗料よりも耐用年数が短い傾向にありますが、柔軟なのでひび割れを起こしにくい塗料としても知られています。とにかく初期費用を抑えたい方に向いているでしょう。
ウレタン塗料は様々な建材との密着性も高いため、全体的な塗装は別の塗料を使いつつ、雨樋や戸袋など付帯部の塗装はウレタン塗料を使うケースも珍しくありません。
シリコン塗料
シリコン塗料は現状もっとも採用率の高い塗料です。機能や耐候年数と費用のバランスが良く、各メーカーが様々な製品を開発しているため、コストパフォーマンス重視のシリコン塗料もあれば、ハイクラスなシリコン塗料もあります。
いくつかのシリコン塗料を提案されて、耐用年数が気になる場合は、シリコンの含有率を確認してみてください。シリコンの含有率が低いほど耐候年数は短くなり安価になり、含有率が高いほど耐候年数も長くなりますが、高価になります。
フッ素塗料
フッ素塗料は一般的なシリコン塗料よりも耐候年数が長く、とにかく防汚性や耐熱性に優れています。汚れは美観を損ねるだけでなく、塗装を劣化させる要因ともなるため、対策は重要です。
フッ素塗料の防汚性や耐熱性を想像するには、フッ素コーティング(テフロン加工)されたフライパンなどを想像するとわかりやすいかもしれません。独特な艶があり、些細な汚れは雨水で簡単に流れ落ちます。
無機塗料
ほとんどの塗料は有機物で作られていますが、無機塗料は鉱石・ガラスなどの無機物が含まれています。無機物はとても耐久力が高く劣化しにくいため、我孫子市でも耐久性・耐候年数を重視したい方に人気です。
1つ覚えておきたいのは、無機塗料は無機物だけで構成されているのではなく、ウレタン塗料やシリコン塗料・フッ素塗料などをベースに無機物を加えています。ですのでベースの塗料や無機物の配合量によって耐久力や機能も大きく異なる点に注意してください。無機物の含有量によって、無機塗料ならではの機能は大きく差がでます。
塗料の機能による違い|比較
塗料には特殊な機能を付加させたものもあります。下記の機能はどれも人気が高く、我孫子市でも採用率の高い塗料なので、参考にしてみてください。
遮熱塗料
遮熱塗料とは名前の通り「熱を遮る(さえぎる)」機能をもつ塗料のことです。太陽光の熱を反射するため、塗膜や屋根材の温度上昇による劣化を軽減すると共に、室内の温度上昇も緩和できます。
遮熱塗料を使えば我孫子市の暑い夏もエアコンいらずとまでは言いませんが、エアコンにかかる負荷を軽減できるため、電気代の節約に貢献するでしょう。遮熱塗料を選ぶなら、遮熱塗料の国内シェアでNo.1を誇る、アステックペイント社の遮熱塗料がオススメです。
断熱塗料
断熱塗料は遮熱塗料と似ているようで違い、熱が伝わるのを断つ塗料です。夏の暑さや冬の寒さが入りにくく、室内の涼しさや暖かさも逃げにくくなるため、夏も冬も活躍するでしょう。
断熱塗料だけでは大幅な断熱効果を期待するのは難しいですが、断熱材と組み合わせることで大きな効果を発揮します。
ラジカル制御型塗料
ラジカル制御型塗料は、紫外線などが塗膜に接触することで起こる劣化を抑えられます。白系の塗料で起きやすいチョーキング(手で触れると白い粉が付く症状)の対策に最適だとされており、我孫子市でも白系の塗装を好む住まいに採用されることが多いです。
超低汚染塗料
超低汚染塗料とは汚れが付きにくい塗料のことを指します。汚れだけでなくカビやコケの発生なども抑えられ、長く美観を維持できるでしょう。排気ガスや酸性雨による雨だれ、鳥の糞などは酸性の成分が含まれており、外壁を劣化させる要因となりますが、これらの対策にもなります。
防水工事を選ぶコツ|比較
防水工事の主な種類は以下の4つです。アスファルト防水は大きな施設向きなので、我孫子市の住まいにおいては、残る3つから選ぶのが一般的となっています。
ウレタン防水
ウレタン防水は、ウレタン樹脂を重ねて厚さ2mmから3mmの防水層を作ります。塗装のような工程で処理するため、複雑な形状や狭い場所にも向いており、ベランダの防水工事などに最適です。
耐用年数は大体10年から15年ほどで、ウレタン特有の弾力があり、ひびにも強い特徴をもちます。
シート防水
シート防水ではゴムシートや塩ビシートを貼り付けて防水します。工場で作られたシートを貼り付ける工事となるため、乾燥させる時間などは必要なく、工事中の匂いもほとんどありません。ゴムシートより塩ビシートの方が紫外線や熱に強く耐久性があります。
また分厚いシートほど長持ちする傾向にあるため、シート選びが重要になるでしょう。耐用年数は10年から20年ほどです。
FRP防水
FRP防水では、ガラス繊維シートと樹脂を重ねて防水層を作ります。FRP防水は浴槽や貯水槽などにも採用される工法です。
硬く防水性に優れていますが、ウレタンのような弾力はないため、我孫子市の木造住宅などではあまり採用されません。耐用年数は10年から20年ほどです。
アスファルト防水
アスファルト防水では、アスファルトと合成繊維で作られたシートを重ねて防水層を作ります。とても耐久性が高く長持ちしますが、アスファルトを使うだけに重く、工事中に煙や強い匂いが発生するため、我孫子市の戸建てではあまり採用されません。
屋根塗装・防水工事のご相談は石井建装へ—最適な塗料・工法で住まいを守ります
屋根塗装や防水工事は、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持するために欠かせない重要な作業です。しかし、塗料や工法の種類が多岐にわたり、どれを選べば良いのか迷われる方も多いのではないでしょうか。屋根塗装では、ウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などがあり、それぞれ耐久性や費用が異なります。耐久性を重視するなら無機塗料やフッ素塗料、高機能を求めるなら遮熱塗料や断熱塗料がおすすめです。
一方、防水工事にはウレタン防水、シート防水、FRP防水などがあり、施工場所や目的に応じて選択します。例えば、ベランダや複雑な形状の箇所にはウレタン防水が適しています。これらの工法は、建物を雨水や湿気から守り、劣化を防ぐ役割を果たします。
石井建装では、お客様のご要望や建物の状態に合わせて、最適な塗料や工法をご提案いたします。専門スタッフが丁寧にヒアリングを行い、最適なプランを作成しますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。
お問い合わせやお見積りのご依頼は、問い合わせフォーム、メール、お電話でお気軽にどうぞ。また、ショールームへのご来店も大歓迎です。実際に施工例や塗料のサンプルをご覧いただきながら、詳しいご説明をさせていただきます。屋根塗装や防水工事をお考えの際は、ぜひ石井建装にお任せください。
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