太陽光発電の設置義務化が始まったことで遮熱塗料の発電効率を考える|茨城県民のための塗装屋さん【石井建装】

太陽光発電の設置義務化が始まったことで遮熱塗料の発電効率を考える|茨城県民のための塗装屋さん【石井建装】

取手市、我孫子市、つくば市を中心に地域密着で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理を承っております

プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装です!

代表取締役の石井です!

2050年のゼロカーボン施策に向けた第一段階として、東京都では2030年のカーボンハーフを目指しています。そして、その流れに各地で同調傾向があるというのを知っていましたか?

茨城県ではまだ、市町村レベルで同調する方向にはなっていませんが、すでに今後同調する方向で自治体が働きかけを始めているところです。だからこそ、今のうちから「どんな対策が必要になるのか」という情報を掴んでおくことが重要なのです。

必要なのは「太陽光発電設備の設置義務化」に適合した対策になります。これがどのように生活に影響していくのかを知り、来るべき同調のタイミングで対応できるようにしておきましょう。

今回のお役立ちコラムでは「太陽光発電設置義務と遮熱塗料の発電効率への恩恵」に対して、外壁塗装の専門家としての意見をご紹介したいと思います。

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太陽光発電の設置義務化の概要

2016年9月の時点で、茨城県では太陽光発電施設の設置に対するガイドラインを策定しており、以降2019年、2021年、2024年の3度の改定を行なっています。

本ガイドラインは、県内において事業用の太陽光発電施設を設置しようとしている事業者(以下「事業者」という。 )が、市町村や地域の理解を得ながら太陽光発電施設を適正に設置・管理することにより、地域社会との共生が図られた太陽光発電事業(以下「事業」という。 )を実施することを目的としています。

また、設置に当たっての手続きや、施工に当たって配慮すべき事項等を示し、事業者に自主的な取組を求めるものです。なお、市町村が独自に太陽光発電施設の設置に係る条例やガイドライン等を定めて取り組んでいる場合、市町村の条例等が適用されることとなりますので、市町村に相談の上、必要な手続きを行ってください。

(引用:茨城県 太陽光発電施設の適正な設置・管理に関するガイドライン

矯正なんて難しいことを言っていますが、簡単に説明すると「SDGzに合わせて太陽光発電施設の設置が必要になる」ということを言っているのです。

それも、比較的大きな設備が必要だとしており、しかも各新築物件に対して一定規模以上の発電設備を用意しろというお達しが出回っています。

どのような建物に太陽光発電の設置義務化が設けられた?

どのような建物に太陽光発電の設置義務化が設けられた?

今重要なのは、どのような建物がこのガイドラインにマッチしているのかという点が問題です。もうすでに何十年と住み続けている建物までもが対象となるのであれば、太陽光発設備を設置する際に「耐震構造」なども見直さなければならなくなってしまいます。

ガイドラインでどのように説明されているかご紹介しましょう。

建物の種類は?

本ガイドラインの対象施設は、県内において設置する出力50kW 以上の事業用の太陽光発電施設(建築物へ設置するものを除く。 )です。再エネ特措法に基づく認定の有無に関わらず対象とします。

ただし、実質的に同一の事業者が、同時期又は近接した時期に、実質的に一つと認められる場所で、複数の太陽光発電施設に分割して設置し、合算した出力が50kW 以上となる場合(分割案件)も対象とします。

また、太陽光発電事業の実施場所からの水平距離が100m以内に、同一の事業者等が実施する太陽光発電事業がある場合において、それら事業に係る電源の出力の合計値が50kW 以上(再エネ特措法上に基づく説明会等の実施要件と同要件)となるときも本ガイドラインの対象とします。

なお、出力10kW 以上50kW 未満の事業用の太陽光発電施設についても、本ガイドラインを参考に事業を行うようお願いします。

※ 出力:太陽光パネルの合計出力とパワーコンディショナーの出力のいずれか小さい方の値(再エネ特措法に基づく事業計画申請時の「太陽光発電設備の発電出力の考え方」に基づく)
※ 太陽光発電施設:太陽光を電気に変換するための設備(太陽光パネル等)及びその付属設備(変圧器、蓄電設備、送電線等)

(引用:茨城県 太陽光発電施設の適正な設置・管理に関するガイドライン

この文面からは、実施にどの建物に太陽光発設備を設置しろということは書かれていません。しかし、対象となるのは上記の通りという、かなり投げっぱなしの説明しかありませんでした。

基本的には、太陽光発電設備の設置義務は地域によって異なります。東京都では、2025年4月以降に建築される延床面積2,000㎡未満の新築建物に太陽光パネルの設置が義務付けられました。京都府では延床面積300㎡以上の準特定建築物とされています。

茨城県では、まだここまでの限定的な条件が公開されていないため、基本的には「努力義務」というような曖昧な説明に止まっています。

既存住宅はどうなる?

上記した通り、基本的には「新築」の際に設置義務化を課しているので、既存住宅はこの限りではありません。ただし、太陽光発設備を導入することで、生活の負担が軽減できるという点は導入のメリットとなるでしょう。

さらに、太陽光発設備の導入は補助金の対象になっているため、自己負担を軽くしながら生活を豊かにすることができる非常に魅力的な施策だといえます。

しかし、その裏には「メンテナンス」の必要性と、設備が劣化した時の「修理・入れ替え」などの手間も発生することを忘れてはいけません。

これらを理解した上で、住宅から排出されている温暖化物質の削減に取り組むことは、将来的な保全につながると考えられています。

重要なのはどんなポイント?

太陽光発電設備の設置には「設置に適した環境」というのが非常に重要だと考えられています。どんな場所にでも適した方法ではない上に、景観を崩すような場合には設置しないことを推奨するような内容もガイドライン上に明記されているということを覚えておきましょう。

下表はその一部です。

関係法令エリア(区域の名称)理由
自然公園法① 特別保護地区② 第1種特別地域③ 第2種特別地域④ 第3種特別地域優れた自然の風景地を維持する必要性が高く、太陽光発電施設の設置は、自然環境や景観へ与える影響が大きい。
茨城県自然公園条例【県立自然公園】① 第1種特別地域② 第2種特別地域③ 第3種特別地域優れた自然の風景地を維持する必要性が高く、太陽光発電施設の設置は、自然環境や景観へ与える影響が大きい。
茨城県自然環境保全条例①自然環境保全地域②緑地環境保全地域県内の貴重な植物、動物等が生息・生育する良好な自然状態を保持している地域であり、自然環境を保全することが特に必要なものである。太陽光発電施設の設置は、保全が必要な自然環境へ与える影響が大きい。

(引用:茨城県 太陽光発電施設の適正な設置・管理に関するガイドライン

遮熱塗料と発電効率について

遮熱塗料と発電効率について

太陽光発設備を設置する際、外壁や屋根の塗装で「遮熱塗料」を使用することを推奨しています。これには、専門家としてのいくつかの理由があるので、こちらを理解した上でメンテナンスを検討するのがおすすめです。

多くの機能性塗料がある中で、なぜ遮熱塗料が太陽光発電と相性が良いのかをご紹介しましょう。

遮熱塗料がもたらす効果

遮熱塗料は、外壁や屋根の「表面温度を低く保つことができる」という特性を持っています。そして、遮熱塗料は「熱や太陽光を反射する」という2つの特性が太陽光発電に太陽光発電に効果を発揮すると考えられます。

この2つの特性によって、太陽光発電の発電効率は向上すると言えるでしょう。

ここで肝となるのは「熱による影響を減らすことができる」ということです。電気というのは、熱が加わることで発電効率も送電効率も悪くなってしまうという特性を持っています。

・太陽光パネルの発電効率悪化

・送電線の伝達効率悪化

これらを遮熱塗料の熱に対する反射作用が改善してくれるのです。

どれくらい発電効率が変わる?

一般的に、熱の影響を受けなかった場合は、以下のように発電効率が変化すると言われています。

・夏場:15〜22%の発電効率の改善

・冬場:8〜12%の発電効率の改善

年間1割以上の電気の発電効率が変わってしまうので、使用して余った電気量にも影響が出るわけです。これは売電する際にも金額として現れるネガティブ要素なので、しっかりと対策を講じておく必要があるということを覚えておきましょう。

おすすめの遮熱塗料

おすすめの遮熱塗料

太陽光発電と同時に、または設備の設置を目的として事前に対策する際におすすめな遮熱効果を持った塗料を簡単にご紹介します。

超低汚染リファイン/プラチナリファインシリーズ

超低汚染塗料というのは、遮熱効果をより強く維持し続けることができます。外壁や屋根の表面に汚れが残らないため、外装の表面に熱源が生まれないということになるのです。

仮に表面に汚れが付着したとしても、塗料の効果により雨が降れば汚れが洗い流されるので、塗料の耐候期間であれば高いレベルで遮熱性を発揮し続けられます。

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スーパーシャネツサーモシリーズ

遮熱にとことん特性を振っているアステックペイントの塗料であれば、非常に高い遮熱効果を発揮することができます。塗料の中には、遮熱性を謳っていても十分な効果を実感できないものも多くあるため、品質の高い塗料を使用するのが重要です。

太陽光発電のことなら石井建装にご相談ください

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茨城県は、まだ東京都の施策に追従する姿勢とまではいえないものの、今後必ずこの流れに追従することになるでしょう。我々外壁塗装の専門業者も、この流れに備えて準備をしているところです。

これから工場を建てようと考えている企業や、新築住宅を建てようと考えている方は、義務化前に工事を開始してコストを抑える。または義務化を見越して先に対策を講じることを検討しておくことをおすすめします。

太陽光発電関連対策のお悩みはぜひ石井建装にご相談ください!あなたからのご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております!

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