よくある水回りのリフォーム 失敗事例と改善策|つくば市の塗装屋さん【石井建装】

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代表取締役の石井です!
長年生活をしていると、水回りの不便さを感じるようになります。シンクの高さが合わなかったり、デザインが好みではなかったりと、ちょっとずつですが変化を求めてしまうものです。
これは、建売住宅だけではなく注文住宅でも起こりやすい現象で、使ってみて初めてわかることというのは非常に多くあります。そして、リフォーム業者は「水回りのリフォームはあって当然」という認識を少なからず持っているものです。
今回のお役立ちコラムでは「よくある水回りのリフォームの失敗事例と改善策」の一例をご紹介していきたいと思います。
よくあるリフォームの失敗事例と改善策

水回りのリフォームをするにあたって、あなたなら「どのようにリフォーム後の生活を再現」して導入する設備を選びますか?
実際に試してから導入することができないため、どうしても想像に頼るしかありません。
できる限り失敗しないようにと、モデルハウス等で実際の導入状況を確認してみるにしても、今お住まいの建物とのサイズの違いがあるだけでイメージが大きく変わってしまうものなのです。
モデルハウスで質感を確認して「これが良い」と思って選んだとしても、導入してみるとトラブルが発生するということも少なくないということを覚えておきましょう。
浴槽が狭くなった
広い浴室はとても快適な空間です。しかし、それも最新式の非金属製の浴槽や、冷たさを感じない床材を使用しているからこそのことで、寒い浴室では十分な快適性は得られません。
そのため、最新式の浴室へのリフォームを考えてモデルハウスを見ていると、試しに浴槽に入った時のゴージャス感にうっとりするものです。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
モデルハウスの浴室は、どんなに小さくても「1.5坪」ほどの広い浴室空間があるため、洗い場と浴槽がそれぞれ1.5畳ほどの広さを持っています。しかし、ほとんどの建売住宅は1坪ほどの浴室で作られているため、浴槽自体が短くなってしまうのです。
浴室自体を延長することはできないため、モデルハウスと同等の快適さを求めるのであれば「浴槽を若干深くする」という方法を検討してみてください。
洗い場が狭くなった
上記した浴槽の狭さと同様に、洗い場も想定していたよりも狭くなってしまうものです。基本的な浴室リフォームを考える時は、一般的に「既存の浴室空間内でリフォームする」ように考えられます。しかし、浴槽と洗い場の広さを確保する「奥の手」があるということを覚えておきましょう。
それが「脱衣所の圧縮」です。
通常、洗濯機や洗面台の設置によりある程度の広さを確保されている場所ですが、0.5畳ほど浴室側にスペースを渡すことができれば、理想とするシステムバスを導入することができるのです。
ただし、この方法では「内壁の作り直し・間取りの変更」が必要となるため、かなりコストがかかることを覚悟しておきましょう。
作業スペースが狭くなった

浴室を快適にすれば脱衣所・洗濯スペースが圧迫される。キッチンの水回りをリフォームすれば、従来の食器棚等を使わずに済むビルトインシステムが導入される。
これらは便利さと同時に「作業スペースの圧迫」を産むということを覚えておきましょう。
特にこの「ビルトインシステム」は、従来のスペース以上に奥行きが必要になるため、実は導入することで20〜30cmほど手前にせり出してくるものが多いのです。
この事実を理解した上で導入を検討しましょう。
パントリーや床下収納が使いづらくなった
水回りのリフォームをすると、多くの場合「従来よりもサイズアップする」ため、作業導線に影響を及ぼします。すると、パントリーのドアを開けられなくなったり、床下収納の開閉がしづらくなったりという状況が発生するのです。
そのため、希望する場所の水回りをリフォームするのと同時に、収納関係の見直しも同時に行うことをおすすめします。
最終的に、水回りだけが使いやすくなるだけでは意味がありません。生活そのものの向上を目的としてリフォームをするため、工事は一度に進めながらバランスを調整することが重要です。
もちろん、後から徐々に直していくという方法も取れますが、都度養生等の付帯工事にコストがかかってしまうのと、同時に行わなければ都合が悪い工事というものも発生します。そのため、リフォーム業者に同時に行うべき工事があるかは事前に相談しておくことをおすすめします。
食洗機が使いづらかった

食洗機は便利です。家事が大幅に圧縮されます。しかし、どんな食洗機を導入するかによって、メンテナンス性が悪かったり、作業性が悪かったりするので、しっかり導入機材は吟味する必要があるでしょう。
例えば、作業効率を考えて腰高のキッチンを導入したとしましょう。そこにオンボードタイプの外付け食洗機を導入すると、食器を入れ込む際に腕を上げなければならないという「若干肩や腕に負担をかける」必要が出てしまいます。
または、ビルトインの食洗機にしたものの「容量が足りなかったり、設置位置が低く腰に負担がかかったり」という扱いづらさがあるものは非常に多いのです。
特に、ビルトインタイプはメンテナンス性が悪く、故障した場合には大規模な修理が必要になることも少なくありません。システムキッチン内部での漏水が発生することもあります。そうなると、せっかくのリフォームがトラブルの原因になってしまうわけです。
食洗機の導入は、オンボードタイプであれば比較的簡単です。しかし、作業スペースは大きく削られるため、調理スペースの縮小が発生するということは理解しておきましょう。
広いキッチンが欲しい。それでも家事を短縮したいというような場合には、食洗機を導入する際に「アイランドキッチンの導入」も検討してみると良いでしょう。炊事場の棲み分けをすることで、作業性は大幅にアップします。
ただし、アイランドキッチンを導入できるだけのスペースと、水道工事の追加が発生する場合にはコストアップがあることも十分に理解してください。
コストを抑えた結果バランスが悪い
水回りの工事は、コストダウンしようと思えば簡単にできます。細かな部分の調整をせず、メーカーから届いたまま設置してしまえば終わりです。ただし、この方法ではお住まいに合わせて設置されることはないでしょう。
ほとんどの場合、高さを合わせたり幅を合わせたり、化粧板を組み合わせて目隠しをしたりなどの余計な工事が発生するものです。その技術料も相まって、水回りのリフォームでは高めのコストが請求されてしまいます。
または、既存の水回りを一新できるのであればあまり見栄えは気にしないというように、設備コスト自体を抑えてしまうことも、仕上がりを見てがっかりするケースがあるでしょう。
確かにコスト面は重要なポイントです。できる限り抑えておきたいのは当然のことですが、実際にコストを抑えてしまったことで満足できずにリフォームが終わってしまうということはあるため、ある程度残すとは許容しておくことをおすすめします。
50万円程度の見積りに対し、30万円で抑えて欲しいと言われれば「20万円分の作業を省略」すれば対応は可能です。
・設備コスト15万円
・搬入コスト5万円
・技術料(人件費含む)30万円
このようなコスト配分だった時、技術料に発生する部分を10万円に抑える努力をします。新人の練習をさせたり、帳尻合わせをせずに無理矢理設置するだけで終わるというような対応になってしまう業者は多いです。
ある程度のサービスはあったとしても、最終提示される見積りは「利益確保のためにもそれ以上差し引けないギリギリ」まで割り引いた金額になるため、さらなる交渉を受けるかどうかはその業者の判断次第になります。
もちろん、コスト的に受けられないとなれば別の業者に再度依頼しなければならなくなります。時間的なコストも考えながらリフォーム依頼を検討してみてください。
結論:失敗事例を参考にすると水回りのリフォームは成功に近づく!

世の中には、水回りのリフォームをしたにも関わらず「十分な結果を得られない」というケースが比較的多く発生しています。そこには「本来のお住まいのサイズ」を正確に把握できていなかったり「コストダウンに重視してしまう」ことで十分なサービスを受けられなかったりというような原因があるでしょう。
本当に必要な工事と、本来のお住まい、さらにそのリフォームに対するコストは正確に把握して依頼してください。
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長年の生活で感じる水回りの不便さは、建売住宅や注文住宅問わず共通の悩みです。
プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装は、シンクや浴槽、洗い場などの設計ミスマッチによる失敗事例を踏まえ、実際の生活を再現するリフォームの重要性を提案しています。モデルハウスでの見学だけでは把握しきれないサイズや機能の問題、作業スペースの圧迫、収納の使い勝手の低下など、さまざまなトラブルを回避するためには、事前の十分な打ち合わせと現状の正確な把握が必要です。
リフォームの成功を左右するのは、業者との綿密な相談とバランスの取れた工事内容が重要になります。詳しい内容やお見積りについては、問い合わせフォーム、メール、電話、またはショールームへの来店でご相談ください。
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