憧れられる住環境を実現!外壁カラーと心理効果の関係を徹底解説

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住まいの外壁カラー選びでは、心理効果も踏まえるのがポイントです。外壁カラーは見る人に大きな影響を与えます。快適で憧れられるような住環境を構築する上でも、外壁カラーにはこだわったほうがいいでしょう。
外壁カラー1つで、温かみのある印象やクールでスタイリッシュな印象に大きく変わります。ただ「各色がどのような影響力を持つのか?」と考えると、色彩心理学の知識が必要です。
そこで今回のお役立ちコラムでは、色彩心理学の観点から、外壁カラーの影響についてくわしくお話しします。景観との調和やメンテナンス性まで考えた、外壁カラー選びのポイントまで紹介しますので、チェックしてみてください。
外壁カラーの役割と住まいの印象
住まいの外壁は、見る方の第一印象を決める重要な要素です。外壁カラー次第で住まい全体の雰囲気が明るくなりますし、逆に落ち着いたものにも変えられます。
ただ、外壁カラーは第三者だけに影響するわけではありません。実際に住む方の、日常的な心理状態にも大きな影響を与えるものです。外壁カラー選び次第で、憂鬱になったり元気になったりもします。それほど外壁カラー選びは重要であり、慎重に選ばなければなりません。
色彩心理学が住環境に及ぼす影響
人間は「色を見る目」と同時に「色を感じる心」を備えています。「赤・青・緑・黄」など、それぞれの色は見る人の心に確かな影響を与えるのです。たとえばファッションでも多くの方が、色の組み合わせにこだわっています。
色の組み合わせによってしっくり来たり、逆に違和感を覚えるものになったりするからです。「今日はアクティブに過ごしたい」なら明るい色の服を選ぶのではないでしょうか。「落ち着いて静かに過ごしたい」なら、色味を抑えた服装にする方もいるでしょう。たしかに色は人の心に影響を与えるのです。
色彩心理学

色彩心理学は「見る色に対して特別な感情が生まれる」「配色で影響を受ける」など、人間の心と色との関係性に関する学問です。色彩心理学自体の歴史は、2003年に確立したもので、古い歴史があるとはいえません。
ただ、色についての研究自体は、非常に古くからスタートしています。たとえば、古代ギリシア時代には哲学者のアリストテレスが色彩論を提唱しました。1810年には詩人のゲーテも色彩論に対して新しい考え方を生み出しています。他にも色に関する研究は進み、色彩心理学という新しい学問の確立に至ったのです。
色彩心理学では色について心理的な効果や影響も研究されています。どのような特徴があるのかくわしくお話しします。
心理的・生理的・感情への影響
世の中には色の付いている物質が、数多く存在しています。色によって心が惹きつけられることを、実感できる方も多いのではないでしょうか。たとえば、食べ物でもきつね色にこんがり焼けた肉を見て「美味しそうな色」と感じる方もいるはずです。
赤色を見たとき「情熱の炎」というように、やる気を連想して交感神経が優位になります。逆に青色や緑色は心が落ち着くのです。黄色やオレンジのように明るい色は気分も晴れやかになります。青や緑を見ると気持ちが落ち着くのです。
文化でも色への見方や感じ方は異なる
色の見え方や感じ方は、世界共通ではありません。たとえば日本で太陽の色を聞くと「赤色」という答えが返ってきます。ただ、他国では「黄色」「オレンジ」という答えです。文化によって色の見え方が異なると、連想するイメージも変わるのです。
日本では黄色に対して明るさや活発さを感じます。一方欧米では、臆病や卑劣な色というイメージがあるのです。日本では黒に負や葬式を感じる方もいますが、アフリカでは年齢や成熟性を表します。このように色は多くの方の心理に影響を与えるのです。
色彩心理学が活かされている分野
色彩心理学は世の中でも多くの分野で活かされています。たとえばカラーセラピーやインテリアコーディネートなどです。
色が持っている効果や意味により、セラピーやカウンセリングを通し、人の心に癒しをもたらします。いくつかある色の中から選ばれた色は、心の状態を映し出しているのです。
自分自身を知るための要素や、強みや才能がなにか悩んでいる方にとって活かされています。インテリアコーディネートも、色彩心理学が活かされている分野です。インテリアの配色や組み合わせによって、人の行動や意識は変わります。
落ち着いた勉強部屋や書斎を構築したいなら、集中力を高める青やリラックスできる緑色をメインにしてコーディネートするのです。活気や行動的にしたいなら、黄色やオレンジなどの明るい色の部屋にコーディネートします。スポーツ心理学でも、ユニフォームの色やシューズの色などに色彩心理学は活かされています。
参照:資格のキャリカレ 色彩心理学とは|歴史や色が与える効果・影響、活用されるシーンなどを解説
住まいにおける暖色・寒色・中間色の選び方のポイント

色彩心理学を活かした上で、外壁カラーを選ぶことが成功につながります。以下、暖色や寒色や中間色による心理効果をくわしくお話しします。
暖色系(赤・オレンジ・黄色):温かみ・活発・エネルギー
暖色系の場合、外壁や屋根に採り入れる際、アクセントカラーで採用されることも多いカラーです。外壁全体を暖色系にすると、ポップで明るさを演出できますが、派手すぎて周辺環境との調和で問題が出るかもしれません。
アクセントカラーなら前面ではないため派手さを抑えられます。ただ、店舗兼住宅の場合だと、人に意識してもらわなければなりません。その場合は、暖色系を多めにする選択肢もあります。
寒色系(青・緑・紫):落ち着き・リラックス・涼しさ・清涼感・穏やかさ
住まいに落ち着きやリラックス、清涼感などを出したい場合に適しています。アメリカの場合、サーフハウスやカリフォルニアスタイルの住まいでは青と白が特徴的です。
青や白は、アメリカ西海岸の空や海をイメージしやすいカラーという意味があります。日本でもおしゃれな住まい、清涼感や爽やかなイメージを演出するために選ばれているカラーリングです。
中間色(白・グレー・ベージュ):バランス・調和・安心感
バランスのいいカラーです。穏やかさや調和や安心感をイメージでき、どのような環境でも馴染みやすいのがメリットです。住まいだけではなく、商業施設の外壁や屋根でも採り入れられています。
白は清潔感があり、グレーは落ち着き、ベージュは赤ほど強くない温かみを演出できるのです。
外壁カラーを選ぶ際のポイント

外壁カラーを選ぶ場合、心理効果だけだと十分ではありません。快適な住環境を構築するには、周囲や住まいの形状も考えた上でカラー選びをしたほうがいいでしょう。色彩の心理効果以外で押さえておきたい、色選びのポイントをくわしくお話しします。
周囲の景観や環境との調和を考える
自分が好きな色や色彩心理学で魅力的なカラーだと感じても、周辺環境を考えないと失敗します。景観を損なうような外壁カラーだと、周辺環境によっては悪目立ちする可能性があるのです。
周辺環境を考えるのは、都市部の町中だけではありません。周りに山や森林のような自然豊かな場所だと、緑や茶色のような色だと調和が生まれます。海や湖が近いなら、白や青のような爽やかな色がぴったりです。
地域全体の美観を損なうような外壁カラーだと、周辺住民からクレームが来る可能性もあるため注意してください。中には景観を守るための条例が定められているエリアもあります。
住まいの形状やデザインとの相性を意識する
住まいの形状やデザイン性も考えて、外壁カラーを選びましょう。たとえば凹凸が目立つ住まいの場合、陰影の影響も考えなければなりません。色の見え方が複雑化するため、慎重な色選びが求められます。
シンプルな形状の住まいの場合、色の影響が大きく出るのです。落ち着いた色にすることでバランスが取れます。個性を出したいなら、明るい外壁カラーのほうがいいでしょう。
汚れやメンテナンス性も考える
汚れやメンテナンス性も考えましょう。工場地帯や幹線道路沿いの場合、排気ガスの影響は避けられません。白や黒のように明暗が明確な外壁カラーだと、汚れが目立ちやすいです。白は雨だれやカビなどが目立ちますし、黒は砂埃や花粉や黄砂などが目立つ傾向にあります。原色系で鮮やかな外壁カラーも汚れが目立つのです。
汚れに対するメンテナンス性を考えるなら中間色がいいでしょう。グレーやベージュなどは、雨や砂埃による汚れが目立ちにくいからです。汚れが目立たないため、家主が自分で行う清掃も少なくなりメンテナンスの負担を減らせます。
外壁カラーによる心理効果を考えた快適な住環境にしたいなら石井建装にご相談を

人から憧れられるような住まいや住環境を実現するには、外壁カラーに心理効果を採り入れましょう。トレンドカラーにする選択肢もありますが、一時的なものになる場合もあります。10年、20年後でも違和感のない住まいにするには、慎重な判断が求められるのです。
色への好みや心理効果を狙うなら、プロの意見を聞いたほうが成功の可能性は高くなります。
プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装では色選びを徹底的にサポートする体制を整えているためご相談ください。累計1,000棟以上の施工実績に基づいたアドバイスができます。
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外壁カラー選びのご相談は、石井建装のホームページの問い合わせフォームをご利用ください。その他、電話やメールでも受け付けております。
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