外壁補修工事とは劣化の進行を防ぐ部分的なメンテナンス

外壁補修工事とは劣化の進行を防ぐ部分的なメンテナンス

取手市、我孫子市、つくば市を中心に地域密着で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理を承っております

プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装です!

代表取締役の石井です!

今回のお役立ちコラムでは「外壁補修工事」についてお話しします。

外壁の補修は一部だけだからと放置していると、そこから雨水が侵入し建材の内部まで腐らせたりサビを発生させたりするリスクがあります。塗膜の剥がれをそのままにしていると、雨漏りする可能性も。

雨漏りは屋根だけだと思われがちですが、実は外壁からも起こります。

このコラムでは、

  • 補修工事の種類
  • 補修のタイミング
  • 作業の流れ
  • 費用の相場

についてお話しします。外壁の補修工事について基本的な知識を得て、安心して任せられる業者を選びましょう!

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目次

外壁補修工事とは

外壁補修工事とは

外壁補修工事は外壁のひび割れやはがれ、すき間などを、部分的に補修する工事です。

劣化の進行を未然に防ぎ、建物を長持ちさせるのがおもな目的です。

外壁補修工事をおこなうタイミングは、外壁材の種類や立地の環境などによっても異なります。新築住宅の場合で、一般的には約8〜10年での点検が目安とされています

ただし目視で以下のような状態が確認できる場合は、8年未満であっても点検を受けるのがおすすめです。

・塗料のひび割れやはがれ
・シーリングのひび割れやすき間
・タイルの浮きやはがれ
・チョーキングがある

補修工事を業者に依頼する際は、外装劣化診断士という資格を持ったスタッフなどが、劣化状況を診断します。診断した劣化の状況に応じて、補修方法や見積もりなどを提案します。

優良な業者の診断士は、診断を実施したからといって、お客様に工事を無理強いしたりはしません。相談も無料でおこなう業者が多いので、安心して診断を依頼してみましょう。当社では、点検からお見積りまですべて無料です。ぜひお気軽にご相談ください。

▼合わせて読みたい▼
外壁工事の基礎知識|張り替えと重ね張りの違いと材料について

外壁補修工事の種類は大きくわけて3つ

外壁補修工事の種類は大きくわけて3つ

外壁補修工事には、おおまかにわけて3つの種類があります。

  1. シーリングの打ち替え補修
  2. ひび割れの補修
  3. 塗膜剥がれの補修

それぞれの概要をお話しします。

1)シーリングの打ち替え補修

シーリングとは、防水や外壁材の緩衝材として使われる柔軟性のある材料です。外壁と外壁の間や、外壁と窓の継ぎ目、窓まわりなどに充てんし、硬化するとゴムのように弾力性のある状態になります。

シーリング材が経年により劣化すると、「肉やせ」「ひび割れ」が発生します。その場合に、劣化したシーリングを除去し、新しいシーリング材を充てんするのがシーリングの打ち替え補修です。

2)ひび割れの補修

外壁のひび割れの補修は、ひび割れの程度によって方法に違いがあります。

ヘアクラックと呼ばれる、幅が約0,1〜0.3mm程度のひび割れならそのまま塗装しても補修が可能です。

一方、幅約0.3mmを超える構造クラックの場合は、先にシーリング材を充てんしその上から塗料を塗って仕上げます。

▼合わせて読みたい▼
外壁工事の基礎知識|基礎のひび割れ修理はできる?

3)塗膜剥がれの補修

外壁の上に塗っている塗料は、経年劣化により剥がれます。部分を剥ぎ取り、高圧洗浄後に塗料を塗って仕上げて補修します。

部分的な補修はあくまでも応急処理です。劣化の状態によっては、全体の塗り替え工事が必要になる場合もあります。

【種類別】外壁補修工事のタイミング

【種類別】外壁補修工事のタイミング

補修工事が必要なタイミングや状況を、工事の種類別にお伝えします。

  1. シーリングの打ち替え補修を検討するタイミング
  2. ひび割れの補修を検討するタイミング
  3. 塗膜剥がれの補修を検討するタイミング

1)シーリングの打ち替え補修を検討するタイミング

シーリング材の耐用年数は、約15〜20年です。経年劣化のほかにも、外壁の動きに沿わず亀裂が発生すると隙間から雨水が侵入します。

そうすると防水できなくなり中の素材まで腐食、劣化します。

亀裂や隙間を見つけたら、専門業者に点検を依頼しましょう。

劣化がひどくなると大規模な工事になり、費用も高額になります。そうならないためには、亀裂や隙間がない場合でも10年を目安にいちど劣化状況を点検するのがオススメです。

2)ひび割れの補修を検討するタイミング

外壁のひび割れは、素材の劣化や、飛来物の衝突、地震の揺れ、台風の被害などにより発生します。

ひび割れの場合は、程度によって補修を検討する目安が変わります。

おおまかな目安については、以下の表をご参照ください。

ひび割れの幅対応のめやす
0.3mm以下注意しながら監視
0.3mm以上業者に相談、診断を依頼
1mm以上業者に診断と補修の依頼
3mm以上すぐに業者に補修を依頼

ひび割れの幅が0.3mmを超えると構造クラックという、建材の内部に影響する深刻なひび割れの可能性が高いです。この時点で、いちど業者に相談するのがオススメです。

構造クラックを放置すると、長期にわたり雨水が侵入します。木造なら木材が腐食、鉄筋コンクリートは内部にサビが発生します。

内部の鉄筋がサビにより膨張すると、表面のコンクリートやモルタルを内部から押し出し破壊してしまう危険性も……これを爆裂といいます。

ひび割れの幅が3mm以上ある場合は、下地や構造の調査が必要な状態です早急に業者に診断を依頼しましょう

3)塗膜剥がれの補修を検討するタイミング

塗膜剥がれは、施工不良か経年劣化によって起こります。塗料の耐用年数より早い段階で塗り替えが必要ない時は、補修で対応します。

剥がれを放置すると雨漏りにつながるため、見つけた時点で補修しましょう

チョーキング(塗膜が劣化し手で触れた時に粉がつく状態)が発生した場合や、劣化状況により塗り替えが必要な場合は補修でなく全体の塗り替えが必要なこともあります。

目安として塗装の耐用年数を知りたい方は、以下の表もご参照ください。塗料ごとに目安となる耐久年数はありますが、メーカー、紫外線のあたり具合や災害状況によっても年数が変わります。

塗料耐用年数特徴
アクリル塗料5〜8年安価だけど劣化が早く、頻繁に塗り替えが必要。新築の塗装費用を抑えたい時に使用することが多い
ウレタン塗料8〜10年シリコンに比べコストパフォーマンスに劣るので減少傾向にある
シリコン塗料10〜15年耐用年数と費用のバランスが良いので、外壁塗装に最も利用されている
フッ素塗料15〜20年耐用年数は長いが、高額
頻繁に塗り替えしづらい商業施設や大邸宅の塗り替えに使用される

【種類別】外壁補修工事の流れ

【種類別】外壁補修工事の流れ

次に、補修工事の流れを種類別にお伝えします。

  1. シーリングの打ち替え補修の流れ
  2. ひび割れの補修の流れ
  3. 塗膜剥がれの補修の流れ

1)シーリングの打ち替え補修の流れ

  1. 古くなったシーリング材にカッターなどで切り込みを入れる
  2. ペンチなど工具を利用し、目地から剥がす
  3. 接着面を清掃し、プライマーを塗る(外壁材とシーリング材の接着性を高め、シーリングの剥離を防ぐ下塗り材)
  4. 新しいシーリングを充てんする

2)ひび割れの補修の流れ

ひび割れの程度により、作業の流れが違います。

・ヘアクラック(幅0,1〜0.3mmほどのひび割れ)

  1. 旧塗膜の上に下塗りフィラーを塗布
  2. 弾性塗料で中塗り・上塗りをおこない表面を保護

・構造クラック(幅0.3mm以上のひび割れ)

  1. 該当箇所を清掃する
  2. 該当箇所をVカットやUカットにし、プライマーを塗布
  3. シーリング材、樹脂モルタル、エポキシ樹脂(コンクリート外壁)などを充てんする
  4. 下塗りで「肌合わせ」をし、補修跡を目立たなくする
  5. 上塗りをする

3)塗膜剥がれの補修の流れ

  1. 剥がれた塗膜を除去する
  2. 高圧洗浄
  3. 中塗りする
  4. 上塗りする

【種類別】外壁補修工事の費用相場

【種類別】外壁補修工事の費用相場

それぞれの補修にかかる費用の相場です。部分的な補修の場合を想定しています。それぞれの費用には足場代が含まれていないため、足場が必要なケースでは、別途約15~20万円が加算されることもあります。

事前にくわしい見積もりを確認しましょう。

補修工事の種類費用の相場
シーリングの打ち替え1mあたり約700〜1,200円
ひび割れの補修1カ所あたり約1万円
塗膜剥がれの補修1平方mあたり2,000〜5,500円(高圧洗浄代込)

石井建装で実現する安心の外壁補修

石井建装で実現する安心の外壁補修

外壁補修は建物の美観を保つだけでなく、構造的安全性を維持するためにも重要です。石井建装では、シーリングの打ち替えやひび割れの補修、塗膜剥がれの補修といった多岐にわたるサービスを提供しています。経験豊富な専門スタッフが、お客様の建物の状態を正確に診断し、最適な補修計画を提案いたします。

お困りの際は、石井建装までお気軽にお問い合わせください。問い合わせフォームからの連絡、メール、またはお電話でのご相談を受け付けております。さらに詳しい情報や直接の相談をご希望の方は、ぜひ私たちのショールームにお越しください。実際の補修事例をご覧になりながら、専門スタッフに直接お困りごとをご相談できます。

建物の長期的な健康を保つために、外壁の問題は早期に対処しましょう。石井建装が全力でサポートいたします。今すぐ行動を起こして、あなたの大切なお住まいを守りましょう。

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