外壁工事の基礎知識|張り替えと重ね張りの違いと材料について

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代表取締役の石井です!

外壁工事を依頼する際、工事内容を「理解できる」のと「知っている」のでは、全く意味が違います。理解している場合、これからどんな工事を行うかがわかるので不安を覚えることはありませんが、知っているだけでは途中でどんな工事が増えているかなどがわからず、結果的に追加工事が発生してもわからないままです。

今回のお役立ちコラムでは、外壁工事の中でも基本となる「張り替えと重ね張りの違い」についてくわしくお話ししていきたいと思います!

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目次

外壁工事の方法

外壁工事の方法

外壁工事は、塗り替えを別と考えると「張り替え」と「重ね張り」に工事方法が絞られます。どちらも同じような言葉なのでわかりづらいですが、内容は全く異なるので、まずは工事内容をしっかりと理解してみましょう。

張り替え

張り替えとは、外壁を「交換」する工事をいいます。既存の外壁材を撤去して、新たに外壁を作り直す作業です。外壁を全面的に見直したり、大部分が劣化していて張り替えを余儀なくされた場合に取られる方法です。

また、同様の工事に「差し替え(挿し替え)」という工事もあるのですが、こちらは「部分的に交換」する工事を指した言葉になります。例えば、金属の外壁材が赤サビで穴が空いてしまった時などに、その1枚の外壁材を新しいものと入れ替える方法が「差し替え(挿し替え)」にあたります。

張り替えで使用される外壁材は、主に「サイディング」と呼ばれるものになります。他にも予算次第では「外壁タイル」を使用することもできますが、一般的な材料はサイディングです。

既存の外壁を撤去して新たな外壁を作り直すという工程上、断熱材を追加したり、防カビ対策を施すという付帯工事も同時進行することができます。かなり柔軟な対応ができる反面、工事自体に緻密さと正確さが要されることとなるでしょう。

重ね張り

重ね張りとは、もともとの外壁はそのまま残しつつ「外側に新たな外壁を作る」方法を指します。一般的な言い方だと「カバー工法」と言われることが多くなりました。重ね張りのメリットは、既存外壁を撤去しないため「工期が短い」という点です。

さらに、外壁が分厚くなるため断熱性もアップします。寒冷地などではカバー工法によって暖房費を節約するといった方法も考えられるでしょう。

重ね張りをする際、使用される外壁材も「サイディング」です。既存の外壁の表面に単純に新しいサイディングパネルを重ねていくだけなので、工事内容自体は決して難しくありません。

しかし、建築基準を超えた施工をした場合、問題が発生してしまうことも覚えておきましょう。

その「問題」とは登記簿上の寸法を超えてしまうため、適切な方法で重ね張りが進まなかった場合「固定資産税が増額される」というものです。これは家の大きさが増えることに対する増額なので、適切な工事を行った場合は問題ありません。

ただし、すでに1度重ね張りされた建物に対し、2枚目の重ね張りをした場合は、基本的に建築基準オーバーとなるでしょう。

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使用する材料について

使用する材料について

外壁の張り替えや重ね張りで使用する外壁材はおもに「サイディング」だということをお話しました。サイディングにはいくつかの種類があることも覚えておきましょう。

今後、張り替えや重ね張りをすることがあれば、どんなサイディング材を使用すべきかをご自身で判断することができます。また、それぞれの特徴を知っていれば、選ぶ際のバリエーションも増えるでしょう。

窯業系サイディング

一般的なサイディングとして知られているのが、窯業系のサイディングです。種類も豊富で意匠を凝らしたデザインのものも多いため、見た目を楽しみたい方には非常に好まれるサイディングです。

セメントベースで作られているため、耐久性も高く、地震の揺れなどにも強いという特徴を持っています。また、セメント製ということもあって「防火性能」も高いです。仮に周囲で火事が発生した場合でも、火が燃え移るといったことは起こらないでしょう。

最近の窯業系サイディングの場合、色あせにも強い配色をされているものもあり、長期間メンテナンスフリーでも美しさを維持できる商品が好まれています。

金属系サイディング

屋根材としても優秀な「ガルバリウム鋼板」を使用しているのが金属系サイディングです。中にはアルミニウムだけで作られているものもありますが、高機能な金属サイディングの場合はほとんどガルバリウム鋼板が使われています。

ウレタンを芯材として金属板を貼り付けているだけなので、構造としては非常にシンプルですが、ウレタンの質や金属板の高性能化に伴い、リフォーム時だけでなく新築の時点でも使用される機会が増えているサイディングです。

金属サイディングは断熱性が強く、寒冷地の外壁材としても人気です。特に、凍ってしまうことを考えた時に威力を発揮してくれます。窯業系サイディングなどは、完全に凍ってしまうと「割れ」を起こす可能性がありますが、金属系サイディングはその心配がないのです。

また、窯業系サイディングと比較すると、パネル1枚の重さは1/4程度に抑えられるので、構造躯体への負担を減らすことにもつながります。そのため、重ね張りではもっぱら金属系サイディングを使用する業者がほとんどです。

表面の意匠や配色によっては、金属感を見せないものも存在しますが、比較的「メタリック感」のあるデザインが好まれています。

木質系サイディング

木質系サイディング

木質系サイディングとはいいますが、基本的に「天然木に塗装したもの」を木質系サイディングと呼んでいます。つまり「木材パネル」です。例えば「焼杉板」のようなものが、一般的に使用される機会も多い木質系サイディングです。

木材であることから、燃えやすさが目立ってしまうので、塗料には難燃性の高い塗料を使用することをおすすめします。しかし、無機系の塗料を塗ってしまうと、せっかくの木材のマット感が失われてしまうため、無垢板のまま使用されることも多いです。

温もりのある見た目が好まれるため、木目や節目を「景色」として扱われることが多いです。

樹脂系サイディング

日本ではあまり馴染み深くありませんが、薄くて軽い上に強度もあるとされて、アメリカやカナダでは非常に人気のあるサイディングが樹脂系サイディングです。現地でも独自の進化を進めているため、サイディングといえば樹脂と言われるほど信頼されています。この流れから、日本でも徐々に樹脂系サイディングへの見方が変わってきているのです。

樹脂系サイディングのメリットを考えてみましょう。

  • 塩害に強い
  • 凍害に強い
  • 色あせない
  • 超軽量
  • コストが安い

まず、樹脂なので錆びません。これは非常に大きなメリットです。また、製氷皿を見てもわかるように、氷点下に常時置いてあっても問題がありません。樹脂と言われて勘違いされる方もいるのですが、樹脂とは「プラスチック」のことなのです。

プラスチック製のサイディングなので、イメージとしては「レゴブロック」のような状態を想像してもらえれば非常にわかりやすいと思います。水にも強く、撥水性もあり、汚れても壊れるようなことはありません。

重さも非常に軽いので、金属系サイディングと比較すると「コストの安さ」がアメリカやカナダで独自発展した理由だと判断できます。

これらのメリットが目立つ一方、樹脂製品であるということは「石油製品」であるため、火災には非常に弱い素材だということもわかります。SDGzでカーボンニュートラルを目指す中では、時代を逆行している素材だとも言えます。

それでも、建物のコストを下げる最高の素材だと考えられるので、今後も世界中で存在の動向が気になる建築材だと言えるでしょう。

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磁気タイル

外壁材の中でも最高級といわれるのが磁気タイルです。あるハウスメーカーでは、外壁タイルでしか家を建てないという高級志向がウリの企業があるほどに、磁気タイルは特別視されています。

ただし、この外壁材を使用して外壁を張り替えるとなると、非常に高額の工事費用になることは間違いありません。建物全面を張り替えした場合、新築戸建てを買い替えたほうが安く上がるでしょう。そのくらい建設的な方法ではないということを覚えておきましょう。重ね張りする場合も同様です。

部分的にアクセントとして磁気タイルを使用している場合もありますが、これは意匠としてのものなので、建物をグレードアップさせたり、機能を向上させるというものではありません。

仮に磁気タイルで外壁を一新する場合、建物の寿命は飛躍的に向上するでしょう。中古状態の建物であれば、構造躯体の方が先に寿命を迎えることも十分に考えられます。そのため、磁気タイルで張り替えや重ね張りをする際には、建物そのものを建て替えることも視野に入れるべきだとおすすめします。

外壁の補修工事は石井建装まで!相談お見積り診断は無料です!

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今回は外壁工事の特徴と使用する材料についてお話しました。建物をリフレッシュできる「張り替え」と、建物の耐久性をアップさせる「重ね張り」で、それぞれ使用する材料は同じだということがわかりました。

サイディングには種類があり、それぞれの特徴についてもご紹介しましたが、特に指定がなければ、施工業者では「窯業系サイディング」もしくは「金属サイディング」を使用するということも覚えておきましょう。

特別に使用して欲しい材料がある場合は、業者任せにせず「しっかりと銘柄や種類を指定する」ということを忘れないでください。

ただし、ほとんどの方は外壁補修工事において、建材の銘柄や種類を指定するのは難しいと思います。その場合は、ぜひ弊社石井建装にご相談ください。外装劣化診断士として適切な工法、適切な材料をあなたの予算の範囲内で提案させていただきます。

相談、お見積り、診断は無料です!ぜひ弊社ショールームまでご相談ください!ショールームへの来店は事前予約をしていただきますと、お待たせすることなく相談が可能です。ぜひ弊社ホームページの来店予約フォームよりご予約くださいませ!

あなたのご来店、ご相談、ご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております!

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