外壁塗装工事の基礎知識|下地処理の重要性について

外壁塗装工事の基礎知識|下地処理の重要性について

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代表取締役の石井です!

外壁塗装工事を依頼する際、施工業者がどんな工事を行うか、その内容まで細かく知りたいとおっしゃられるオーナー様が一定数存在します。事実、工事内容を把握していただくことで、どれだけのことを我々が行っているかを知っていただけるので嬉しいことです。

しかし、中には「工事の必要性」を問われる方もいらっしゃるため、意見がぶつかってしまうことがあるのも事実です。

今回の記事では、我々外壁塗装業者が行う「下地処理」の重要性について知っていただければと思います。

付帯工事の範囲ではありますが、ここを他者の手に任せてしまうことが非常に危険だということを覚えておいてください。

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目次

下地処理とは

下地処理とは

外壁塗装を行う際、絶対に手を抜くわけにいかないのが「下地処理」です。

塗装前の下処理は一般的に高圧洗浄で汚れを洗い流すだけだと思われていますが、実際には他にも多くの処理をしながら次の塗装工事を開始する準備を行っています。

そのために重要な工程が「下地処理」です。この章では「下地処理の概要」と「下地処理がなぜ必要なのか?」についてお話ししていきたいと思います。

下地処理とはどのような作業なのか?

下地処理とは、外壁塗装で使用する『塗料』を確実に密着させるための作業のことです。下地を整えることによって「塗装工事に最適な外壁の状態にする」という意味合いを持っている重要な作業工程になります。

具体的な作業内容を簡単に言うと『外壁に細かい傷を付ける作業』になります。

💬「え!?外壁に傷を付けるの?どういうこと!?」

と思われるかもしれません。ですが、塗装工事において、外壁に細かい傷を付けるという下地処理の作業は、外壁に塗料を密着させるパワーをさらに高めるためにも重要な作業になるのです。

女性のお化粧をイメージしてみてください。ベースメイクを行なわずに、いきなり仕上げのお化粧をするでしょうか?しっかりと素肌の調子を整え、ベースメイクを施してからお顔全体の仕上げを行うはずです。

お化粧でいうところの「ベースメイク」。それが塗装工事における「下地処理」ということになるのです。

下地処理はなぜ必要なのか

工事内容として下地処理が必要な理由についてもご紹介しましょう。

外壁塗装工事は、外壁の防水性を回復させたり、ひび割れを補修したりという「機能」や「美観」を回復する意味を持っています。そのため、適切な下地処理を行なっておかないと、十分な効果を発揮できないのです。

高圧洗浄を含むすべての下地処理作業はプロにすべてお任せしてほしい理由

ちなみに、下地処理には高圧洗浄作業という工程があります。この高圧洗浄作業はプロ仕様の超高圧洗浄機を使用して、外壁にこびりついた汚れを洗い流す作業になります。プロ仕様の高圧洗浄機は水圧が市販されているものよりも遥かに強いため、基本的にオペレーターと作業員の2名で作業を行う必要があるのです。

まれにですが、お住まいのオーナー様自らが「定期的にやっているから不要だ」と主張されることがあります。もしくは「工事当日の朝から自分でやるから」と言われることもあるのですが、ここで大きな問題が出てきます。それは「塗装工事の責任が施工業者になくなる」という点です。

例えば、洗浄はオーナー様が確実に終わらせたと主張したまま外壁塗装を完了したとします。その結果、たまたま剥離してしまった場合、施工業者にはその剥離の責任を負う義務がないのです。むしろ、引き継ぎ業務にあたるため、塗装の前段階を「端折れ」と主張されたオーナー様自らが背負うべき事態になってしまうのです。そのため、仮に後処理を頼まれた時には、別工事として受注することになるわけです。

しかし、塗装工事におけるすべての下地処理を業者が行った場合、保証内容、そしてアフターフォローの一環として剥離した塗装部分は対処することが義務になります。

このように、仕事に対する責任を持っているからこそ、全ての作業に対価が発生しており、責任を持って完全で完璧な仕事を提供しているのです。

ここまでが「業者が下地処理をする」理由の非常に重要な内部事情です。

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下地処理を十分に施さなかった場合の危険性

下地処理を十分に施さなかった場合の危険性

下地処理を十分に行わなかった場合、せっかくの外壁塗装工事が全く意味をなさないものになってしまうのです。そのため、下地処理は「本塗りよりも重要」だということを覚えておきましょう。

下地処理の仕上がりが、塗り上げの仕上がりを左右すると言ってもおかしくありません。つまり、下地処理の手を抜くようなことがあった場合、仕上がりも相応に酷いことになるということを覚えておいてください。

この章では、十分な下地処理をしなかった場合に起こりうる外壁劣化症状についてお話しします。おもな症状は以下の4つです。

  • ひび割れの再発
  • 塗膜の剥離
  • 塗膜の膨れ
  • サビの再発

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下地処理を十分に施さなかった場合のリスク①|ひび割れの再発

下地処理が十分行われていなかった場合、ひび割れ箇所にそのまま塗料が塗られるため、一時的にひび割れが塞ったかのように見えますが、数日後には塗料が完全に乾くため「縮み」が発生します。その際、ひび割れがそのまま戻ってきてしまうのです。

通常であれば、ひび割れ箇所にはしっかりと目地埋め作業を行い、被害の拡大を止めてから出なければ塗装を行いません。しかし、ひび割れ箇所を見逃していたり、そもそも下地処理を端折ってしまうと、ひび割れは直らずにそのまま繰り返すこととなってしまうのです。

ひび割れに対して強い効果を持っている塗料もありますが、決してひび割れを直してくれるわけではなく、今後発生するひび割れを抑止、被害拡大を防ぐことに長けている塗料なのです。

つまり、ひび割れ対策に有効とされている塗料を塗ったとしても、ひび割れは直らないのです。これだけは間違えないでください。

下地処理を十分に施さなかった場合のリスク②|塗膜の剥離

下地処理が不足している場合、どれだけ丁寧に塗装工事を行なったところで、密着性が確保できずに剥離することが考えられます。通常、確実な高圧洗浄で表面に付着している汚れを落とし、表面に発生しているトラブルを解消してから塗装を行います。

しかし、汚れが付着したまま塗装をした場合、外壁材に塗料がしっかりと密着できず、汚れの浮きに塗料が乗っている状態になってしまうのです。これがチョーキングを起こしている外壁だった場合、数日中に剥離することになるでしょう。

また、苔やカビが発生しているような状態であれば、一度は沈みこめたように見えますが、実際には上に蓋をしただけで内部で繁殖を進めることがわかっています。その結果、塗膜が剥離してしまい、内部ではカビの被害が広がってしまうという事態になってしまうのです。

このように、しっかりとした処理を行わずに剥離が発生するような状態では、外壁塗装プリファードが全く意味のない工事になるということを覚えておきましょう。

下地処理を十分に施さなかった場合のリスク③|塗膜の膨れ

塗膜の膨れ

ある程度塗料が密着するような状態であれば、いきなり剥離してしまうということはありません。しかし、部分的な剥離や、内部の温度によって塗膜が膨らんでしまうという現象が発生することがあるのです。これは、塗膜の柔軟性をもつアクリル系やウレタン系の塗料で稀に発生する現象です。

塗膜が膨れることの問題は、塗膜が密着していないため十分な防水性を発揮できないことにもあるのですが、膨らんだ塗膜内部では結露が発生してしまい、カビが大量発生する可能性があるのです。

また、膨らむ原因が塗装直後ではなくある程度日数を跨いだ後の場合は、内部に水が入り込んでいる可能性も考えられます。その場合、膨らんだ場所から雨漏りが発生することも十分考えられます。

つまり、塗膜が膨らんだ場所というのはトラブルの発生源になりやすい場所だと言えるわけです。そのまま放置して良いものではなく、できる限り早期に対処しなければならない問題だということを覚えておきましょう。

しっかりとした処理をした後でも、塗膜が膨らんでしまうということは発生します。しかし、密着性が確保できている場合は発症する可能性も低くなるため、大きな膨らみになることは少ないでしょう。

小さな水泡のような膨らみが発生している場合は、それに適した方法で対処することができます。しかし、大きな膨らみ位なってしまうと、外壁塗装をやり直すしか方法がなくなるので、下処理はとても重要な工程だということがわかるでしょう。

下地処理を十分に施さなかった場合のリスク④|サビの再発

外壁に発生しているサビを放置して、そのまま上から塗装をした場合、内部で発生しているサビはそのまま成長してしまいます。基本的に、酸素と水分が遮断されればサビは一時的に泊まりはします。しかし、すでに発生しているサビというのは、ウイルスのように自身の状況を周りに伝染していくのです。

赤サビであれば、外壁材そのものではなく内部の鉄筋などから発生しているサビの可能性が高いです。これは外壁塗装をしただけで対処できるものではなく、躯体構造や基礎コンの処置が必要な状態だと言えます。

一方、表面にぶつぶつと付着する白サビの場合、そのまま放置して塗装を行なってしまうと、なだらかな塗装ができずに見た目が非常に悪くなってしまいます。赤サビと違い侵食を進めるものではありませんが、サビの上は塗膜が剥がれやすくなるので、剥がれた途端サビの拡大が再発します。

そこまで綺麗にする必要はないと考えてしまう方もいますが、サビは決して軽く見てはいけない「塗膜にとって悪い存在」だと覚えておきましょう。

取手市・我孫子市・つくば市の外壁塗装は石井建装におまかせください!

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外壁塗装をする場合、下地処理が全てのキーポイントだということをご理解いただけたかと思います。下地処理が不十分のまま塗装を行なった場合、確実に短期間で塗り直しをしなければならないでしょう。

そんなことにならないためにも、しっかりとした処理を施工業者に任せて、確実な仕上がりになるようにしましょう。

弊社プロタイムズ取手店・プロタイムズ我孫子店・プロタイムズつくば学園店/株式会社石井建装は、下地処理の工程を塗装工事における最重要工程と位置づけ、熟練の職人による丁寧な作業を心がけております!最高の仕上がりは緻密な下地処理にあると言っても過言ではありません。

相談、お見積り、診断は無料です!外壁塗装をご検討中ならば、ぜひ弊社ショールームまでご相談ください!ショールームへの来店は事前予約をしていただきますと、お待たせすることなく相談が可能です。ぜひ弊社ホームページの来店予約フォームよりご予約くださいませ!

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