高橋 順一
息を呑むほどに
美しい仕上がりを実現
自分に課した厳しい基準に従い
懇切丁寧に塗り上げていく
家は、住んでいる方にとって宝物のような存在です。そのため職人には、美しい仕上がりを実現するために全身全霊をかける責任があると考えています。
特にこだわっているのは、雨樋や破風などの細部まで艶のある仕上がりにすること。自分に課した厳しい品質基準に従って、隅々まで丁寧に塗装していきます。
作業後は塗装箇所を入念にチェックし、少しでも納得できない箇所があればもう一度塗るなど、美しい仕上がりを実現するために限界までこだわりを貫きます。
道具へのこだわり
ローラーは交換するタイミングが重要。使っているうちに毛が縮んで、塗ったときに筋ができるなど仕上がりに影響してくるので、毛が縮んで来る前の早い段階で交換しています。
施工へのこだわり
洗浄
少しでも汚れが残っていると、塗料がうまく密着せず、早期の剥がれなどの不具合が起きてしまいます。隅々まで丁寧に洗浄して、どんな汚れもキレイに落としていきます。
下地補修
下地補修は、塗装工事でもっとも重要な工程だと考えています。ひび割れや塗料の剥がれなどは入念に処理して、下地の状態を丁寧に整えていきます。
養生
窓サッシの角などの養生がうまくできていないと、養生テープの隙間から塗料が滲んで仕上がりがキレイにならない可能性がありますので、特に細心の注意を払って作業していきます。
下塗り
塗料によって定められた塗布量や乾燥時間を遵守して、塗装していきます。決してムラが出ないよう、一面が真っ白になるまで塗り上げていくのがポイントです。
中塗り・上塗り
誰が見ても美しいと思えるような仕上がりにするため、ひと塗りひと塗りに心を込めて塗り上げていきます。もちろん、塗料の性能を最大限に発揮させるため十分な厚さを確保することも忘れません。